連戦のなかルヴァン杯で戦う相手は鹿島アントラーズ。
ホームで勝利して勢いをつけていきたいところ。
スタメン
1トップは興梠選手でもなく杉本選手でもなくファブリシオ選手。
そしてシャドーには連戦の武藤選手。
リベロは森脇選手ではなく鈴木大輔選手だった。
大槻監督はどんな作戦をさずけたのだろうか?
ちなみに、事前の予想スタメンの記事はこちら:【ルヴァン杯】次節の浦和レッズのスタメン予想【vs 鹿島アントラーズ】
7/11の正解率でした。なかなか監督の考えていることが読めないが、相手を見てスタメンを決めていると思うので、絶対に狙いがあると思われる。試合後のコメント等を聞いて理解を深めていきたい。
前半
マウリシオ選手がかわされてピンチというシーンが気になった。彼が食いつくことは相手もわかっていて、そこを狙われていたと思う。
後半30分頃まで0-0だったが、突如崩れて8分間で3失点。。。
最初の失点はセットプレーから。
2失点目はマウリシオ選手が食いついてかわされたところから。。
3失点目はキレイに右サイドの裏を取られたところから。。。
気持ちが切れかかった前半に見えた。
後半
後半7分、宇賀神選手を下げて興梠選手を入れ、サイドアタッカーは関根選手が右、左に汰木選手となった。
攻めの姿勢を見せたことで積極性が出始める。
後半13分、武藤選手が相手の嫌な位置に立ち、そこにマウリシオ選手から縦パス。
縦にかわしてシュートし、こぼれたところを興梠選手が詰めて1点目!
続けて2分後、左サイドで汰木選手が縦に仕掛けてコーナーキック。そこから混戦を制して槙野選手のゴール!
2点目!
そこからレッズは攻め続ける。
惜しいシーンを何度も作った。
後半40分には武藤選手に変えて杉本選手、汰木選手に変えて荻原選手を入れて攻勢を強める。
最後まで必死に攻め続けるも、得点にはいたらず2-3で最初の90分は終了。2戦目に十分に突破の可能性を残した。
雑感1
今日の後半のボランチの動き。
相手の前の人数を見て柴戸選手と阿部選手が下りたりおりなかったりと柔軟に対応していた。
鹿島が2トップなので後ろは3人のままでボランチが下りなくてもいいシーンもあって、そこの柔軟性はいいな、と思って見ていた。
そして気になったのは柴戸選手の裏へ抜ける動き。
マウリシオ選手がボールを持ったら関根選手とシャドーの選手を追い越して柴戸選手が裏を狙う。
あれはまた一つのリスクの取り方で、今後も見たい形。
縦に運ぶ鈴木選手も見れた。相手の崩し方の形、柔軟性、これは今後のテーマになっていくのかなと思う。
期待したい。
雑感2
後半に見せたレッズの選手たちのがむしゃらさ。これがみたかった。
汰木選手もその流れに乗って何度も仕掛けていた。
関根選手も仕掛けていた。
そして途中出場でさらにそれを増幅させた荻原選手の仕掛け。
相手が2人でも3人でもゴールに向かって突っかかっていく。
失敗してももう一回チャレンジしていた。あれはスタジアムも盛り上がる。そして選手たち自身にも勢いをもたらす。
あの姿勢があるからパスも活きる。
そしてボールを奪われたら必死で食らいついていくがむしゃらさ。
これが見たかった。
やればできる。
失点してからスイッチが入るのは改善したいけど、あのがむしゃらさがあれば相手は鹿島アントラーズであっても防戦一方になる。彼らはスマートに時間を使いたかったはずだが、それは許さなかった。
次節は試合開始からそれを見たい。
必死に勝利のために戦う姿。逆境でも下を向かずに戦う姿勢。そこさえ失わなければ、浦和レッズはサポーターとともに戦っていけると思う。
大槻監督、選手のみなさん、次節もよろしくお願いします。