浦和レッズのホームは埼玉スタジアム。過去何度も足を運び、様々な角度から試合を観てきた。
チケット購入で座席を選ぶ際は、どのように試合が見えるのか気になる人も多いと思うので、写真を載せながら解説したいと思う。
なお、雨に濡れるか濡れないかを確認したい方はこちらの記事を参照ください:埼玉スタジアム2002の雨に濡れる席と濡れない席を写真で見てみよう
目次
- メインアッパー
- バックアッパー
- メインロアー
- バックロアー
- 北・南スタンド
1.メインアッパー
選手は小さく見えるが、ピッチ全体を俯瞰することができるので、広い視野で選手がどのような動きをしているかを観察するには最適である。
メインアッパー中央
アッパー席の中央は試合を俯瞰してみるには一番おすすめの場所。
メインアッパー北寄り
メインアッパーでも端の席になると、試合を斜めから見る形になる。
上の写真のモニタにコレオが映し出されているが、それをこの座席から北エリアを見ると下のような状況になっている。
真横から見ると何が描かれているか判らないかも。しかし迫力ある北エリアの応援を間近に感じながら応援をできる座席でもある。
なお、メインアッパーでも一番端かつ上から数段目とかだと、北エリアのサポーターが柱等によって視界に入らなくなる(もちろん試合観戦する分には問題ない)
2.バックアッパー
メインアッパーと同じくピッチ全体を俯瞰することが可能な座席。
バックアッパー中央
非常に試合を見やすい席である。この写真はバックアッパー若干南側(ほぼ中央より)、前から30列目。
バックアッパー北寄り
斜めの位置から試合を俯瞰する座席。北側の熱い応援を近くに感じることもできる。
ちなみにこの座席の対角線上にあるメインアッパー南側は、アウェー自由席に近い。したがってアウェーサポーターの歌の方が耳に入ってきてあんまり良い心地はしない。下の写真を見ていただければ、アウェイサポーターがどのあたりにいるかイメージしてもらえると思う。
現在バックアッパー の南側の席の一部はビジター指定席となっていて、アウェーチームのサポーターに開放されている。この近くの席を取るとアウェーチームの応援が耳に入ってきたりするので、気になる人は避けてもいいかもしれない。
バックアッパー南寄り
こちらの試合の見え方はバックアッパー北側と基本的には左右対称。北エリアでつくられたコレオが綺麗に見える位置でもある。
南側のレッズサポーター寄りの座席、その向こうにはアウェイサポータがいる。
3.メインロアー
選手を近くに見たいなら、ロアー席がおすすめ。
前めの座席を確保できれば、迫力あるシーンが目の前で繰り広げられる。
上の方の席を確保すれば、少し上から全体を俯瞰した形で試合を観れる。スタジアムの屋根により、ロアー席のだいたい半分以上上なら雨に濡れにくい構造になっている。
座席は中央エリアがSS指定的、そこから左右に広がるにつれてS指定席、SA指定席と名称がつけられている。
メインロアー中央北寄り
メインロアー中央付近は選手が入出場する場所の近く。整列などが目の前で行われる。
メインロアー北寄り前の方
メインロアー前の方の席であれば目の前がすぐベンチ。
アップしている選手の様子も見える。監督がどのような指示を出しているかも近くで見ることができておもしろい。
メインロアー南寄り
メインロアー南寄り、ちょっと上の方の座席から見るとこんな感じ。
メインロアー南寄りから見る整列風景と、北側のスタジアムはなかなか絵になる場面。
なお、以下の写真のようにあまりメインロアー席で南側に寄り過ぎると、隣がすぐにアウェーサポーターの席となる。
ちょっと見にくかったり、アウェーサポーターの声が聞こえてきたり。。。気になる人は気になると思う。
4.バックロアー
メインロアーとは反対側。こちらも前めの席を取れば迫力あるシーンが、上めの席をとれば、全体を俯瞰した形での試合観戦となる。
バックロアー中央エリア前めの席
バックロアー中央前めの席はレッズシートとして販売されている。
整列は後ろから見る感じ。
ロアーエリアの前の方の席になると、試合を俯瞰する感じではないが、選手と選手のぶつかり合いや駆け引きなどを、かなり近くに感じることができる。
選手の目線を知ることができるので、これはこれで面白い。
以前なら柏木選手、現在だと平野選手はピッチを上から見ているかのようにパスを前線に供給するが、あれはすごい感覚の持ち主なんだなと実感することができる。。。
ちなみに雨の日は、ロアー前半分くらいは屋根がないので雨合羽必須である。
下の写真を見てもらえると、だいたい屋根がどのあたりまであるか想像つくかもしれない。
バックロアー中央北寄り
以下の写真4枚は7列108番から。
試合前に選手が近くで練習を行うことも。
近い側のサイドの攻撃・守備は目の前で繰り広げられる。迫力抜群!
遠い側のサイドでの展開は少し遠く感じるかな、くらい。でもこちらも迫力十分。
北スタンドのコレオはこの席からならこのように見える。
バックロアー北寄り上の方
北側のスタンドに近く、迫力ある応援の声も聞こえてくるエリア。
ロアー席でも上の方なら屋根があるため雨に濡れない。
バックロアーの北より・南よりはSB指定席として販売されている。迫力ある試合を観戦しやすいのと、価格も比較的お求めやすく設定されているので、人気があるイメージ。
バックロアー南寄り中〜上の方
続いてロアー席南寄りの上の方。
特に上のエリアだとアッパーフロアが張り出していて視界上方に入ってくるが、試合観戦には問題ない。
オーロラビジョンはこのように切れてしまうのだが、屋根の下にディスプレイが設けられていてそちらで確認できる。
北・南
北・南スタンドからは、チームを後ろから、もしくは前から見るイメージとなる。どちらも自由席のため、早めにスタジアムに入らないと人気カードだとすぐに埋まってしまうので気をつけよう。
北スタンド
熱いサポーターが集まる北スタンドは選手とともに闘う場所。
老若男女浦和レッズのサポーターが熱い声援を送る。ここでの経験は他では得られないと思う。素晴らしい空間。
試合の見え方はというと、こんな感じ。レッズの攻撃の向きが自分の方だと、迫力のある攻撃が体感できる。ゴールしたときの盛り上がりはすごい。
南スタンド
試合の見え方は北スタンドと基本同じ。
南スタンドの中央くらいの高さからの景色はこんなかんじ。
上の方に登っていくと、もう少し上から試合を眺めるイメージになる。
下の方に降りていくと、かなりピッチに近い。コーナー付近からの景色はこんな感じ。迫力あるシーンが目の前に。
おわりに
テレビで見るのとスタジアムで観るのとでは、全然違う体験ができる。
大切な試合で行うコレオや「We are Reds!」は鳥肌モノだ。
そして試合中のピッチ・スタジアムの雰囲気や緊張感、一体感は一度経験したらやみつきになってしまうかもしれない。
選手たちと喜びを分かち合えるのもスタジアムにいるからこそ。
ぜひスタジアムに足を運んで浦和レッズの試合を観戦してみてほしい。そのときの座席選びにこの記事が参考になれば幸いです。