残留を争う浦和レッズと優勝を争うFC東京。両チーム絶対に勝ち点3がほしい。
ACLを逃した浦和レッズはどのような戦いをするだろうか。
スタメン
スタメンは予想しにくいメンバーだった。関根選手と橋岡選手が2人ともリザーブに周り、山中選手と森脇選手の両翼。
シャドーはマルティノス選手と柏木陽介選手が選ばれた。攻撃特化型といえばいいだろうか、FC東京相手に攻撃的に戦う姿勢が見て取れた。
FC東京は概ね揃っているようだ。
試合
集中しきれていないのか、タイトな守備ができないレッズ。不安定な試合の入りをしてしまう。
前半早々ゴール前混戦のピンチを何度も迎える。しかし最後のところでゴールは決まらず助けられる。
レッズはセットプレーから得点。ショートコーナーを使って山中選手に回しミドル。弾かれたところをマルティノス選手が強烈なシュートで先制。
待望の先制ゴールは #マルティノス #山中亮輔 が放った強烈なミドルシュートのこぼれ球を押し込んだ#urawareds #浦和レッズ #wearereds #DAZN #DAZNフットボール #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/Y22OX7igbc
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) November 30, 2019
今季少なかったセットプレーからの得点。少し変化をつけ、山中選手の左足という武器を使った見事なゴールだった。こういう得点が1試合に1回作れると本当に違うのだが。
その後、得点を取らなければならないFC東京は攻める。
スペースが空いてくるのでレッズもカウンターを仕掛けるシーンもあり、双方チャンスがある展開。
結局FC東京の得点もセットプレーからだったのだけど、流れで点が決まらないまま1-1で試合終了。
レッズは貴重な勝ち点1を手に入れた。
雑感
最後レッズの選手たちは他会場の結果を知った上でプレーしてたのだろうか。あまり無理してまで点を取りに行っているように見えなかった。
この勝ち点を獲得したことにより、レッズは37に積み上げた。
36で鳥栖と清水が並び、次節直接対決。
35で湘南が追いかける。
得失点差は
浦和レッズ-15
サガン鳥栖-20
清水エスパルス-25
レッズが降格する可能性は低いが0ではない。複数の条件が重なる必要がある。
- まず湘南の勝利(勝点35–>38)が1つの条件。
- 加えて次節鳥栖と清水が直接対決で引き分け(36–>37)。すると両チームの得失点差はそのまま。
- 重ねてレッズが負けると3チーム勝ち点37で並ぶ。
- このときにレッズが大量失点(11とか)すると、清水より得失点差で下回るため、16位に沈むことになる。
かなり可能性は低いと言えるが、それでもまだ残留が確定していないのは事実。
まぁ何にしても、相手を圧倒して勝利してほしいという願いは変わらない。来季すぐとはいえないのだが、将来のACL優勝に向けてそこを目指して戦ってほしいばかり。