開幕戦の京都で敗戦。続くホームの神戸戦を引き分け。
優勝を目指すにはもう足踏みしていられない状況。
しかしCOVID-19の影響で選手が揃わない上に中2日で戦わなければならない。相手はガンバ大阪。レッズはホームで勝利をあげられるか。
スタメン
SUB:鈴木彩艶、馬渡、犬飼、知念、柴戸、平野、早川
引き続きプレーできるメンバーが少ないレッズ。厳しい連戦を乗り切れるか。
ガンバさんは東口選手が不在の模様。片野坂監督一年目、どのようなサッカーをしてくるだろうか。
前半
レッズペースで進む前半。
ボールを大事にしつつ、ポジショニングでフリーになりながら縦パスを入れていく。
ガンバさんは守るときに5バック気味。
何度かガンバさんを背走させる形を作り、前半数分から決定機を作り出す。しかし最後のシュートが決まらず。前半早々、関根選手のクロスに松崎選手のシュートは枠外。続いて数分後、左サイドえぐって江坂選手のマイナス気味のクロスにニアの小泉選手がスルー、松崎選手がシュートという形。決めたかった。
前半19分のCKでは岩尾選手が蹴ってフリーのヘッドも枠にいかず。
前半23分、右手前で作って大きく左に展開。サイドをえぐってマイナス気味のグラウンダークロス。ここにレッズ選手が複数人入り込み、スルーして関根選手がフリーでシュート!も、相手が体を張って守る。
今日はこの狙いがあったのか、サイドを崩してグラウンダークロスをスルーというシーンが他にもあった。
ガンバさんが前から来れば少し引いてスペースを作ってひっくり返す。前から来なければ後ろの選手がボールを持ち上がりながら相手コートに押し込む。何度かカウンターを食らうも守備の人数的に破綻することなく守り切る。
完全にレッズペースであったが、ゴールを奪えず。0-0で折り返し。
後半
0分交代、大畑—>馬渡
ガンバさんは選手を変えたのもあるのか、前からはめてくるものの、レッズはそうくるならばとロングボールで裏返しにかかる。一旦密集を抜け出せば、というところで何度かチャンスがあったものの、ゴール前の精度が足りない。
後半21分、中央でワンタッチパスを複数回繰り返して相手を外し、相手ゴールに走る関根選手へスルーパスが通る。最後は相手に粘り強く守られるも惜しいシーンだった。
後半35分、岩尾選手の横からのタックルがイエローカードで2枚目。退場。厳しい状況に。
その後のリスタートからガンバ大阪が打ったミドルシュートがDFの足に当たってコースが変わり、失点。流れを失ってしまうとこういうもの。神に見放されたというよりかは自分から失ったという感じだった。
後半40分、小泉—>柴戸、宮本—>犬飼
犬飼選手は前めでプレー。
後半43分、押し込んでロングボール。PA内にいた犬飼選手の背中からアタックを受けPK判定。と思われたがその後エリア外との判断でFKへ。馬渡選手の低い弾道のキックは味方に当たってしまう。
最後までロングボールを入れてゴールを狙うも、ゴールは奪えず。0-1で敗戦。
雑感
前半で決められなかったのが敗因と思う。決定機を何度も作ったら決めないといけない。ゴールを奪えるチームにならないと優勝できない。今日はそれぞれにチャンスはあった。誰かが決めるというよりも、みんなが決めないと。
片野坂監督のやりたいサッカーがどこまで実現されてるのかはわからないが、早い段階の対戦では確実に勝っておきたかった。
痛すぎる敗戦。攻撃でゲームを変えられそうな選手が控えにいないのも厳しい。
きついであろう中、最後まで走っていた関根選手をはじめ、レッズの選手たちの目は死んでなかった。非常に厳しい現実を突きつけられたが、選手には闘う姿勢を崩さずに勝ち続けてもらうしかない。リーグ戦は残り31試合。気持ちを切り替えて、次、勝ちましょう。