今シーズン、C大阪とは5度目の対戦。どの試合も重要だが、この試合は負けられない、絶対に勝ちたい、絶対。そんな試合。
ACLに出るためには天皇杯優勝するしかない。
今年いっぱいでレッズを去る選手にとっては最後の埼スタ公式戦。気合が入るに違いない。
埼スタへの道
いつも歩く浦和美園駅から埼スタへの道。
今日は人が多いな、と感じた。
3万人入ったみたいだけど、来年も増え続けるといいな、と。
ずっと緊急事態宣言が続いたり、子供を一人で見ないといけない日が多かったりとここ最近行ける日が少なかったけど、僕も行けるときはできるだけ参戦したい。
スタメン
SUB: 鈴木彩艶、槙野、西、小泉、平野、汰木、興梠
なんと宇賀神選手がスタメン。絶対に勝ちたい試合でのスタメンは実力で勝ち取ったもの。あらためて彼の凄さを感じた。
明本選手はSHでの出場。ボランチには柴戸選手と伊藤敦樹選手が入った。
FWにはユンカー選手と江坂選手。あとは概ねいつものメンバー。強度高めのメンバー構成になったように思われる。
前半
噛みつくような守備を見せるレッズ。
セレッソにボールをつなぐことを許さず、攻撃でもボールを保持しながら相手を押し込んでゴールを狙う。
セレッソも守備が堅いため中央を割りきれないが、サイドのクロスからチャンスを作る。
前半29分、ゴール前にこぼれたボールを明本選手が戻して、それをシュートし決めたのは宇賀神選手!
【レッズ #宇賀神友弥 先制ゴール】#天皇杯サッカー⚽ 準決勝
— NHKサッカー (@NHK_soccer) December 12, 2021
前半29分 #浦和レッズ 1-0 #セレッソ大阪
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その後はセレッソのペースとなる時間もあったものの、最後は西川選手が集中してセーブ。
1-0で折り返し。
後半
後半に入りセレッソさんも点を取りにくる。CKなどヒヤヒヤするシーンがあったが守り切る。相手のシュート精度のなさに助けられたシーンもあった。
レッズも全くチャンスがないわけでもなく、最後のところが合えば…と思うことも多く。ここが来年の課題になるのかもしれない。
後半16分交代: 宇賀神—>汰木
宇賀神選手が下がるときは拍手喝采。交代はイエローカードをもらっていたためと思われる。
後半28分、ユンカー—>小泉、伊藤—>平野
後半42分、江坂–>槙野、明本—>西
後半44分、PA外でボールを受けた小泉選手がドリブルで仕掛ける。スルスルとゴール前まで入り込み左足でフェイントを入れて右足で見事なゴール!
【レッズ #小泉佳穂 ドリブルで持ち込み追加点を奪う】#天皇杯サッカー⚽ 準決勝
— NHKサッカー (@NHK_soccer) December 12, 2021
後半44分 #浦和レッズ 2-0 #セレッソ大阪
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スタジアムは最高の盛り上がりを見せ、そのまま2-0で守り切ったレッズが勝利。
決勝へ駒を進めた。
おわりに
レッズの選手たちは走り、闘い抜き、見事に勝利。
今シーズンも色々あったけど、最後埼玉スタジアムで素晴らしい試合を見せてくれた。
セレッソさんもしっかりしたチームで完璧な試合ができたわけではないけれど、それでもああいう気合の入ったプレーを見せてもらえるとこちらも気持ちが入る。
清水戦では裏を取る動きがなかったものの、この試合はハーフタイムコメントで監督も裏への意識を言ってた模様。合わないシーンも多かったけど、狙うことが重要。深いところまで走って攻撃につなげられる明本選手のSHにはこの狙いもあったのかもしれない。
西川選手の左サイド奥へのロングフィードも今日は効いていた。
ゴールを決めた宇賀神選手、小泉選手はもちろん素晴らしかったけど、守備で当たり負けることなく粘り強く対応を続けたチームとしての力を感じた。ショルツ選手は毎試合ほぼミスなしな気がするし、岩波選手もいい。関根選手はここ最近気迫Max値をキープしてプレーしてて、酒井選手・柴戸選手とそして伊藤選手も気合の入った守備を見せてくれている。明本選手も戻ってきた。江坂選手も守備で貢献している。ユンカー選手も戦っていた。西川選手も集中しててGood。と全員がピッチで戦えてれば強い。
そして埼スタの雰囲気。声はなくとも勝利に向けてスタジアムが一体になるあの雰囲気をまた感じられた。やっぱりスタジアムはいい。選手たちの気迫、サポーターの気迫。
さて、決勝の相手は大分トリニータ。
やっかいなチームだけど、天皇杯の決勝、簡単な試合なはずがない。
全力を出し切って、戦い抜いて、勝利してほしい。タイトルと、ACLへの切符がかかった決戦。
まだ何もなし得ていない。
最後勝ってこそ。
来週に向けて充電し、気持ちを高めていこう。
みなさん、お疲れさまでした!