中断明け、最初の相手はコンサドーレ札幌。現在22試合を終えて勝ち点35のレッズはACL出場権を狙うには負けられない。
アウェーで勝ち点3を必ず取りたい。
スタメン
SUB: 塩田、福島、金子、大久保、阿部、汰木、ユンカー
かなり予想外というか、FWの先発はユンカー選手ではなく興梠選手。小泉選手は不在で江坂選手が先発。田中達也選手は不在。
左SBに宇賀神選手で明本選手はMFで出場。
汰木選手もユンカー選手もSUBからのスタートでコンディションによるものなのか戦術的なものか。
調子がいい選手が選ばれているとすれば納得、前半戦までの実績は一旦リセットということなのかもしれない。
前半
高い位置からプレッシングをかけてボールを奪いに行くレッズ。自陣で構えることはせず、ガンガンいく姿勢を見せる。
左SHの明本選手が札幌を自由にやらせないシーンを何度も作ってボールを奪いまくっていた。
久々の試合にもかかわらずかなりインテンシティ高めの入りを見せた。
しかし、前半7分。コーナーキックをいきなり決められてしまう。0-1。
その後はずっと札幌ペース。
ボールを握られ、相手の攻撃ではレッズPAまで運ばれる。レッズは中央付近を越えるあたりで手詰まり。PAに進入することすら遠い夢って感じの攻撃。
チャンスを感じるのはカウンターだが、残念ながらあと一つ合わなかったりファールで潰されてしまったり。
興梠選手に惜しいチャンス一つもなく、ほぼ完敗の内容で前半を終える。
後半
後半開始早々、左SH明本選手からのクロス、その次は右SH関根選手からのクロスとチャンスを作る。しかしゴールならず。
後半12分、高い位置で出しどころがないのか柴戸選手が中途半端にボールを奪われて、カウンターを受けGKと一対一を作られ小柏選手のゴール、失点。0-2。
後半17分 興梠—>ユンカー
後半22分、セットプレーからの流れで関根選手が挙げたクロスを岩波選手が落とし、明本選手が見事な左足ミドル。1-2。
⚽GOAL PLAYBACK⚽#岩波拓也 の落としから #明本考浩 が左足のボレーでゴール、1点差に詰め寄る。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/8mNFWucScR
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) August 9, 2021
後半30分、江坂—>大久保、宇賀神—>汰木
後半43分、西—>阿部
最後ロスタイム終了間際、汰木選手からのクロスをヘッドでそらしたシュートがポストに当たって外れていき、タイムアウト。
1-2で敗戦。
雑感
何点取られてもおかしくない展開だったので、完敗だったと思う。ほとんどの時間でハーフラインすらまともに越えられない状況だったので、ある程度引きこもってカウンターを狙うか、ひたすらオープンな展開で2020年のときのように打ち合って4-3で勝つ(最後まで闘ったからこその勝ち点3。J1リーグ第16節 浦和レッズ vs コンサドーレ札幌。)、みたいな試合にするか、と思ったけど。つないでなんとかするを継続することを選んだのかしら。
結局ほとんどの時間何もできず、何度かチャンスはあったといえばあったという程度。相手にダメージを与える攻撃はできていなかった。
なんか負けるべくして負けたので、もっと現実的なやり方なかったかなという感じ。
ACLを諦めたくはないし、まだ試合が15試合残っている中でここからが勝負というところだけど、ちょっと気持ちが落ちる90分だった。
CBにショルツ選手が入って、トーマス選手が戻り、酒井選手が入ったときにDFラインがどうなるのか、楽しみだけど、練習すらこれからの状況なのが苦しい。コンディションこれからあげる段階なんだろうし。
今日の汰木選手は悪くないと思ったので、どうしてスタメンじゃなかったのかなという気もする。明本選手とのスタメン争いだとしたら今日の明本選手はレッズで1番良かったのでわかるけど、11人のプレーを見る限り、汰木選手はどっかで出せなかったのかなというところ。
次の鳥栖戦は土曜日。気負いすぎはダメなんだけど、この試合で負けたらおわり、くらいの気持ちの戦い方・プレーを見たい。本当に厳しい状況になってきている。頼む。