アウェーで戦うルヴァンプレーオフステージ第1戦。
相手はヴィッセル神戸。十分な戦力を持ち、少しでも油断すれば一発でやられてしまう相手。
少しでも有利な状況でホームに戻りたいところ。
スタメン
SUB:塩田、岩波、山中、西、金子、武藤、杉本
ユンカー選手と小泉選手がメンバーにも入らず。この辺りの理由は気になる。天皇杯にプライオリティを置いたのか、はたまた別の事情か。とはいえ替えがきかない柴戸選手やドリブラーみんなをスタメンに置くあたりこの神戸戦も勝ちに行ってると見れるし、この辺りの監督の考えがあるのだろう。
FWに興梠選手と関根選手というのは今季初の組み合わせと思う。
神戸さんはリーグ戦での対戦時と異なり3バックでワイドに酒井選手と初瀬選手を置いてきた。苦戦の予感…
前半
前半3分、コーナーキックをニアですらされ、中でドウグラス選手に合わされて早々に失点。
その後ずっと神戸のターン。レッズはボールを前に進めることができずPAエリア付近に近づくことすらできない。パスがずれて奪われてカウンターを受ける。
ボランチの柴戸選手や伊藤選手がポジション変えたり、興梠選手が降りたり色々やってはいたけれど。
飲水タイム後は徐々に相手も後ろに構える時間も増えレッズが少しずつチャンスのようなものを作れるようになる。
前半46分、左から右への大きなサイドチェンジを田中達也選手がダイレクトでグラウンダークロス。中央に入っていたのはボランチの伊藤(敦)選手!見事に流し込み同点。
公式データによるとレッズは前半シュート1本。これで同点で折り返す。
後半
同じメンバーで後半に入る浦和レッズ。
後半12分交代 田中–>武藤
後半26分、相手の中盤からのバックパスがずれ、DFが対応間に合わず。そこを詰めていたのは興梠選手。GKとの1対1、決して簡単ではないと思うが見事なループシュートで逆転!
結構レッズの選手滑ってるなぁと思ってたけどまさかホームの神戸の選手がコケてしまうとは。。それを逃さなかった興梠選手はさすが。点を取れ始めるとああいう余裕を持ったプレーができるんだと思う。量産体制を期待したい。
後半31分、興梠—>杉本、トーマス—>岩波、宇賀神—>西
トーマス選手は足をつっただけならいいのだけど、筋肉系の怪我じゃないことを祈る。
後半47分、汰木—>山中
最後は粘り強く守り2-1で逆転勝利。アウェーの90分をいい結果で折り返し、ホームでの90分を有利に戦えることとなった。
おわりに
苦しい前半でどうなることかと思ったけど、公式記録シュート2本を決めて逆転。アウェーで2−1としてホームの90分につなげることができた。アウェーゴール2点は大きい。ヴィッセル神戸は次節、少なくとも2点取らないと突破できない。
さて、まだまだ課題はあるけれど、守備で崩壊せず最後のところで粘れてるのが大きいのかなと思う。最小失点で凌いでいれば、こういう展開での逆転もありうる。無理して前がかりにならずブレずにバランスを維持した攻撃を狙っているのが大きいのかも。(そうはいっても今日は被カウンター危うかったけど)
6月も勝利から始められたので、この流れを大事に天皇杯、続いてルヴァン、その後のリーグ戦と勝利を積み重ねたい。
苦しい試合だったけど、皆さん今日もお疲れ様でした。