Urawa Reds Life

確率論と成長について。浦和レッズ vs 福岡 【J1リーグ2021 第12節】

05/02/2021Game
アビスパ福岡 vs 浦和レッズ

勝ち点17の浦和レッズと勝ち点16の福岡が戦う。

レッズはアウェーで勝利をもぎ取れるか。

スタメン

2021第12節 浦和レッズ vs 福岡のスタメン

SUB: 鈴木、宇賀神、山中、阿部、田中、汰木、杉本

レッズは興梠選手が先発。いつもと少し違う顔ぶれとなった。フォーメーションはこう書いてるけど、攻撃時は結局こうじゃないので後述。

試合

レッズは攻撃時、伊藤(敦)選手が少し左低めにポジションを取る、明本選手を高い位置に押し出し、小泉選手が左IH気味、右IHに武藤選手って感じ。興梠選手はトップにいたり、少し降りて捌いたり。

レッズはかなりボールを持てる。相手はボールの取り所を見出せず、ずっとレッズのターンが続く。

福岡さんはスキを逃さない感じ。一瞬でもチャンスがあれば狙ってくる。

その最初のタイミング、前半8分、素早いリスタートからボールをつながれゴール前にクロス。西川選手とレッズDFがぶつかりボールをこぼしたところをブルーノメンデス選手に決められてしまう。

痛い失点だった。

その後レッズは引き続きボールを回しながら攻撃を継続。失ってもすぐに回収。いつものゲームはできるけどゴールは遠いって感じ。

後半0分、交代。柴戸—>山中。柴戸選手は痛みをケアしての交代だった模様。

かなり効いていただけにいたかった。今はアンカー気味で中央に位置してボールを捌き、失ったらどこにでも顔を出し奪い切る。もう毎試合できることが増えててこっちを驚かせてくれる選手。1年後、すごいボランチになってると期待。

ただ、前半少しボール持ちすぎかな(上手くなってキープして相手をいなせるようになっている!)と思ってはいたけれど相手に削られてしまったところもある。怪我には気をつけて、相手をさらっといなしゲームを作れる選手になってほしい。

4-4-2気味で、ボランチは伊藤(敦)選手と小泉選手、左SHに明本選手、左SBに山中選手となった。

この形もいつもやってるので違和感なかったが、相手も慣れてきたのか前半ほど上手くいかない。

ただ、カウンター気味に相手ゴールに迫ったり、クロスが1つ精度高ければ…というシーンもあって、全くゴール前に迫れないわけでもなかった。

しかしそのまま0-1で進み、後半41分、ジョンマリ選手に強烈なシュートを浴びて失点。ああいう得点は今シーズンレッズにないんだよなぁ…と思いつつ。

去年はレオナルド選手がいたので、いつも中央でゴールを狙えるポジショニングしてて、クロス入れば「あとはよろしく!」でゴールしてくれたけど、この辺は選手構成による。

0-2で敗戦。試合展開的には、最初の失点が痛くて、その後大分さんにうまくやられてしまいました、というものだった。

雑感

GKが比較的余裕を持って触れるクロスだったが、アクシデント的な事象が発生して福岡は先制点を得た。

レッズはそもそもなかなかシュートにすら行けない。リカルド監督は確率が低いプレーは好まないようで、ボールを繋ぎながら得点の確率を高めていくスタイル。

以前山中選手のコメントで、中央に杉本選手がいればアバウトでもクロスを入れるけど、背の高い選手がいなければピンポイントじゃないとゴールできる確率が低いからやり直す判断をする、というものがあった。

今日のように相手を崩せないとPA内ないしミドルシュートでゴールを狙うシーンすら作れない。ここは連携が深まるのを待つしかないのか。

ミシャさん時代も確かそんな感じだった気がする。最後まで自分のスタイルを崩さず繋ぎながらゴールを狙いに行っていた。ただ、ミシャさんはゴールを取るためならいくらでもバリエーションを増やすタイプで、西川選手から一気に相手DF裏に走り込む選手めがけてロングパス通して1タッチでのゴールも何度かあった(5トップにして常に誰かが裏狙ったり、留まって縦パスをフリックしたり)。今のレッズは、GKやDF最終ラインから一発裏を狙うよ、感がなく、ショートパスで繋ごうとしてるように見えるので相手もプレッシャーかけやすいのかなと思ったり。

とにかくゴールが取れないのが問題だと思う。ここさえ解決すれば、最初に失点しても逆転できるようになるはず。それを待ちたい。

選手の皆さん、日々連携向上、クオリティ向上を目指してください!身近にいる柴戸選手を見てください、見る度にできることが増えてます。登録メンバー全員があのスピードで成長したらすごいチームになると思うので!

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