試合前からこの鹿島戦をクラブとして盛り上げにかかる浦和レッズ。
この試合にかける気持ちの強さが出ている。絶対に勝ちたい一戦。
打倒鹿島。
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) April 3, 2021
決戦に向けて、埼玉スタジアムは見事なビジュアルサポートで彩られ、ピッチに向かう選手たちを昂らせる。
いざキックオフ。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #ONEHEARTTOGETHER #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/ch4D9vCTJL
スタメン
SUB:鈴木、宇賀神、工藤、阿部、汰木、興梠、杉本
リカルド監督は結構スタメンを変えてきた印象。このタイミングでトップに武藤選手は驚きだが、武藤選手推しからすると嬉しい限り、得点を期待したい。
守備時はいつも通り4-4-2のイメージかなと思ったので表記のように4-2-3-1で武田選手を前めに配置しているが、試合後QAを読むと柴戸選手アンカーの4-1-4-1のイメージということらしく、この辺りまだまだ色々トライしてる模様。
前半
前半開始からボールを繋いで相手陣地内でプレーできるレッズ。失ってもすぐに奪い返し、相手ゴールに迫る。右から左に展開し、山中選手が中央にクロスするシーンも複数作れていた。
前半の中盤、鹿島の圧力をかわしきれない時間もあったが、また徐々に武藤選手が中央でかわしたりワンツーでPA内に関根選手が進入できたり。チャンスは作れていた。
守備も良かった。レッズはかわされても何度も追いかけ鹿島に自由にボールを蹴らせない。
前半36分、左サイド低めでボールをキープして、小泉選手が右サイドへ大きく展開。うけた西選手が前に運び、左サイドのスペースへミドルパス。相手の裏へいいポジションをとっていた明本選手が冷静なトラップからシュートしゴール!!
⚽GOAL PLAYBACK⚽#小泉佳穂 がサイトチェンジで局面を打開し、#西大伍 が絶妙なパスでアシスト、#明本考浩 がスペースに走り込んで先制のゴール❗️#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/RD1eP6ZPc9
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チャンスとみるや前向きにみんなが走ってゴールに迫る。そんなコンセプトが体現できてたと思う。
38分、今度は武藤選手が中央前めで相手をかわしゴールへ向かう。抜け出したかと思ったが残念ながらファールで潰されてしまう。彼の前へのプレーが活きたシーン。そこで得たFKを武田選手が蹴るもGKに弾かれる。惜しかった。
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埼玉スタジアムでの初先発を果たした #武田英寿 。
鋭いFKでゴールを脅かすが、惜しくも相手GKに阻まれた。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/CbpI77vnKM
しかし46分、いい流れだったのにセットプレーから関川選手にヘッドを決められてしまい1-1で折り返し。
後半
62分、武藤選手がまた前でボールを持つ。相手DFの走るベクトルを外してPA内のいいコースに走り込む明本選手に素晴らしいパス。明本選手が一歩早くボールに触りゴールに向かうも常本選手に倒されファールを受けPK。
それを槙野選手が見事に決める!2-1。
⚽️GOAL PLAYBACK⚽️#明本考浩 が獲得したPKを #槙野智章 が決めて勝ち越し❗️
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今日誕生日を迎えた #リカルドロドリゲス 監督に勝利をプレゼント🎂🎁#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ #HAPPYBIRTHDAY pic.twitter.com/osl8f3lET3
67分、武田—>伊藤(敦)
69分、相手の厳しいプレスをワンタッチパスを駆使して外して左サイドを抜け出す。そこから山中選手がクロスし、PA内に突っ込んだ関根選手がゴール!と思ったが残念ながらVARで巻き戻って攻撃の起点で武藤選手にハンドがあったとのことで取り消し。
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惜しくもハンドでノーゴールとなったものの、左サイドでの素晴らしいコンビネーションから攻撃の形を見せた。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/jctmmC62Vr
いやー、こういうのは….まぁ手に当たってたので..はい。
74分、小泉—>杉本、武藤—>興梠
86分、関根—>宇賀神
レッズは最後まで集中力高く守り抜き、2-1で勝利した。
雑感
常に集中して守備をしてたのが印象的だった。一回外されても誰かが戻ってカバーする。鹿島の選手が落ち着いてボールを持ってパスを出せるシーンは少なかったと思う。
攻撃では相手を剥がせるようになりつつあり、特に何試合前からか見せ始めたサイドに追い込まれたときにワンタッチパスを複数駆使して前に抜け出すシーンが効いてるように思えた。
相手を見てプレーできる西選手はいちいち効いていたというか、相手からしたらやなんだろうなという存在感。前が空いてたらまずさっとトラップしてボールを前に置くのもさりげないけど効いてる気がする。ゴールにつながるアシストも素晴らしかった。今後リカルド監督に重宝されそう。
そして武藤選手。トップの位置で前向いて仕掛けるプレーが素晴らしい。カウンターでも押し込んでるときでも、ゴールに向かうことをまずトライするイメージがあって、それがいいかな。
あと毎試合のことだが小泉選手。守備に攻撃に、ショートパスにロングパスとよく見て考えてプレーしてて頼もしい。小柄に見えるけど強度も高くプレーできるし。
明本選手は今日はMVP級の活躍。もともと強さは十分通用してたけど、今日はボールを持っていないところの動きでゴールを演出。プレーできるポジションも幅広く、すごくいい選手が来てくれたと改めて思う。
西川選手のスーパーフィードもあり、山中選手の前への勢いと左足は相変わらず強力だし、関根選手の躍動感は戻ってきていて、柴戸選手の中央での仕事量もさすがだし、武田選手も惜しいシーンを作れていたし、槙野選手の強さはさすがだし…
📺PICK UP PLAY📺#西川周作 の高速フィード❗️
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そして #明本考浩 が尽きることのない運動量で追いつき、チャンスにつなげた❗️#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/hrDajd5IR0
各選手が各々の持ち味を発揮しながら相手を圧倒する、そんな試合だったのかなと思う。鹿島アントラーズ相手に闘って、内容もよく、結果もついてきた。
この躍動感を持って連戦で結果を出していきたい。
こういう試合を待っていたんです!監督、選手の皆さん、そしてそれを引き立てたクラブ・サポーターの皆さん、お疲れ様でした。引き続きよろしくお願いします!