前節勝利し、勢いに乗りたいリーム同士の対戦。レッズはアウェーで横浜FMと戦う。
スタイルとしては、レッズがマリノスさんに近くなってきたイメージかしら。
ボールを保持しつつ、失ったらすぐに奪い相手ゴールに向かう。攻撃力抜群のマリノスさん相手にレッズは打ち勝てるか。
スタメン
SUB:鈴木、柴戸、金子、田中、関根、武田、伊藤(涼)
浦和レッズのスタメンはほぼ堅まってきているメンバー。興梠選手はコンディションがまだなのか、代わりに伊藤(涼)選手が入った。
前半
2分、左サイドでかわされて人が薄くなったところ、軽くクロスを上げられ飛び込んだ前田選手に決められてしまう。
その後はレッズの前線のプレスやサイドに追い込むプレスが効いていて、マリノスに深いところに入られる前に防げていた。
一方レッズは後ろで回すも、逆にマリノスのハイプレスをかいくぐれない。
ガンガン前からくるマリノスの守備に対し、それでもつなぐごうとするが、ついに25分ひっかけられたところからそのまま攻撃を受け2失点目。
35分くらいから徐々にレッズも押し込み始め、PA外から積極的に仕掛け相手の裏に抜けゴールまでもう少しというシーンを複数作れるようになる。
しかしゴールを割ることができず0-2で折り返し。前半終盤で1点返しておきたかった….
後半
後半開始から交代:伊藤(敦)—>金子、阿部—>田中
2トップに明本選手、右SHに田中達也選手。 ボランチに小泉選手が一つ下がる感じ。
明本選手はトップで裏を狙い、杉本選手が少し降りて捌くって感じだろうか。杉本選手は去年この役割をやってたので違和感ないというか。
しかし後半はほぼマリノスペース。レッズはボールを失ってはカウンターを受ける展開。局面でも勝てないし、攻撃も上手くつながらない。
54分、マリノスは早い展開で前線に送り、マリノス右サイドでマルコス選手が持ってそこに裏へ走り込んだ小池選手に決められて0-3。 一枚も二枚も上手。。
64分、杉本->伊藤(涼)、汰木->関根
75分 小泉—>柴戸
メンバー変えるもレッズは引き続き上手く前に進むことはできず。
マリノスの強度と速さに負け、レッズは所々局面で1対1を不利な状況で作られる。失っては逆襲をくらいさらに何点か取られてもおかしくない状況だったが、そのまま0-3で敗戦。
マリノス戦を見ての雑感
伊藤(涼)選手は高い位置でチャレンジする感じで、1本いいシュートも見せたし、チームがボールを高い位置で保持できるようになったらもっと輝きそう。
田中達也選手は持ち味を出しにくいというか、降りてボールを受けて窮屈…みたいなシーンが多い。前向きにサイドでスペースと時間を与えてあげたいけど。
小泉選手はボランチでボールを持ち運ぶ・捌く・展開するのもうまいんだなぁと思いつつ、持ちすぎて奪われるみたいなシーンもあったので、これからの部分もありそう。でも上手いなぁと思ってみていた。
レッズはああやってプレスを受けると後ろに戻すしかなくて、それをかいくぐれる術がまだないように感じる。あるけどできないのか、ないのか。個人個人のスキルも足りないのか。。今後に期待したい。
スピード、強度、前向きになったときの迫力全て負けた感じで、それでもなおやり方を貫こうとするあたり、リカルド監督のこれでいくぜっ、という意思表示なのかなと。
今後は攻撃合戦となったときに打ち勝てる浦和レッズになることを期待したい。
次は中2日で札幌戦。厳しい戦いが続くが、きらりと光るものを見たい。