リーグ戦も残りは8試合。現在勝点41。
2020年の目標であるACL出場枠内の順位、得失点差プラス二桁を達成するには負けられない、いや勝ちが欲しい試合。
スタメン
SUB:鈴木(彩)、山中、トーマス、青木、関根、杉本、武富
柏木選手も柴戸選手もレオナルド選手もいないサブ。阿部選手は怪我だったりするけれど、福島選手、伊藤(涼)選手もいるし、岩武選手や鈴木(大)選手、若いけど武田選手だっているので、やはり選手層には恵まれているというべきと思う。レオナルド選手と柴戸選手は怪我でもしているのだろうか….
サンフレッチェは左に柏選手を置いてきた。
前半
最初の入り。広島がフワッとしている状態で、レッズの攻勢が続く。
前半3分、マルティノス選手が中盤で自由な状態でボールをもち前を向く。
サンフレッチェのDFがPAエリア中央を空けてしまう(するするとPA内から外に動いた武藤選手に荒木選手?がついていって空いたスペース)。
そこは大好物の興梠選手が動き出し、マルティノス選手からの鋭いパスをワントラップで浮かしてGKの股を抜くシュートで先制!
⚽️PLAY BACK GOAL⚽️#マルティノス のクロスから #興梠慎三
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) November 3, 2020
見事なファーストタッチで相手DFをはずして、ボレーシュートを決めた。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/jmvn56HHeK
シーズン二桁ゴールまであと1点。
点を取らないといけないサンフレッチェ。サイドで崩し、中央からミドルシュートや再びサイドに展開など多彩な攻撃でくる。幾度となくサイドのクロス(PA外マイナス気味含む)ピンチを迎えるも相手のシュートが枠を外れるシーンが続く。
レッズはボールを持っても前から追いかけてくる広島を剥がせず、ロングボールを回収される展開が続く。サイドを押し込まれ、カウンターに出ようとするも回収され、幾度となく中央からサイドからクロスを入れられる。
そんでもってレッズは自陣敵陣構わずミスが多い。なぜそこを選択する?と画面で見ていると思ってしまうけど、チャレンジのパスなんだろうか。。
しかし広島さんも「え!?」というようなプレゼントパスをくれたりと、よくわからない突然の展開もゴールは決められず。
もちろんレッズは守備のスイッチを入れてボールを奪うシーンもあり、カウンターも何回かに一回は相手陣地深くまで行けたりして全く何もできないというわけでもなかったが、どっちかというと自分で難しくしていたように見えた前半。
後半
後半開始早々、マルティノス選手がスピードで抜け出し相手GKと1対1のシーンかつ得意の左足でのシュートも枠をはずしてしまう。多くの人が頭を抱えたシーン。
マルティノス選手はああいうシーンでゴール隅を巻いて狙うことが多いので、キーパーにも読まれてたと思うけど、逆をつけなかったのかしら。トップスピードで突っ込んで行ったのでそんな簡単じゃないか。。
後半17分、マルティノス—>関根、武藤—>杉本
後半26分、エヴェルトン—>青木
イエローカードをもらっていたエヴェルトン選手を変えたものと思われる。
押し込まれ続ける中、ついに後半31分、PA内でわちゃわちゃしたところでレアンドロペレイラ選手にゴール済に決められてしまう。うーむ、まぁあれだけ攻撃を受け続けていたら…というところではあった。
後半35分 関根—>武富
関根選手はセットプレーのブロックで足を痛めた模様で、途中で交代。他の選手たちに疲れも見えていたので痛い交代だった。本当は興梠選手のところに武富選手の予定だったんじゃないかと思うけど。
後ろからロングボールを収めて上がりを待ちたいものの、なかなか動けなくなってきた後半。少ないチャンスの場面も精度がなくゴールを脅かすことはできなかった。
そのまま試合終了して1-1の引き分け。
雑感
城福監督は試合後、最悪の試合の入り方だったと発言していた。それを逃さず先制できたのはよかった。
しかしその後ひたすら押し込まれ、セカンドボールを回収される展開でなんとか1失点で済んだという印象。
前半の相手のプレゼントパスからのチャンスや、後半早々の決定機をもう一つ決めていれば….という試合だった。
汰木選手とマルティノス選手はスピードとテクニックで1試合に何度かチャンスを作れるようになっている。カウンターの威力を増すために重要な選手になっている。しかし代わりの選手でそういったプレーヤーがいない。元々そういうサッカーをしてこなかったのでしょうがないが、交代で入ってくる選手にスピードとパワーがあると違うなーと改めて思った。
個人的に期待しているのは…
- 関根選手の復調
- 来シーズン誰かが加入
- 荻原選手の復帰+SHでの覚醒
- ユースから誰か期待の選手が現れる
- 原口元気選手が復帰してくれたりしないかしら。いやほら、まぁ戻ってくる理由もないと思うけど。。
おっと、だいぶ現実離れした発言になってきたところもあるのでこの辺にしておいて。選手の特徴はそれぞれなので、武藤選手や柏木選手が右SHというパターンもあったし、ファブリシオ選手や伊藤(涼)選手が入ったこともあった。色々取り組んで今があるわけだけど、今後どうしていくか。当面試合間隔も空くので汰木選手とマルティノス選手が継続してスタメンを張ることになると思われるが、代わりに入る選手のクオリティにも期待したい。
ACL圏内を目指すには手痛い引き分けだが、可能性がなくなったわけではない。まだ7試合も残っている。
次の試合まで10日程度空くので、しっかり勝つための準備をして欲しい。シーズンの終わり方は重要なのでぜひお願いします!