勝利が遠くなっているチーム同士の対戦。
サガン鳥栖とは去年からどっちに転んでもおかしくない試合が続いている印象。
得点がなかなか取れないレッズはゴールを挙げて久々の勝利をあげることができるか。
スタメン
SUB：鈴木（彩）、鈴木（大）、山中、長澤、汰木、レオナルド、杉本
かなり攻撃的なメンバーを揃えてきた大槻監督。
好調マルティノス選手をSHに起用し、柏木選手をボランチで併用。守備が気になるが、攻撃力で見たら強力なので、もうこの辺りはどっちを取るかというところ。
柴戸選手が不在なのが気になる。怪我だろうか。5連戦のうち最初の4試合スタメンでかなり走っていたので、心配。
前半
ミスが多いレッズ。
攻撃に切り替えた一つ目で失うシーン多数。そのまま鳥栖に攻められるパターンが多かった。
ゴールキックをつなぐわけではなく、橋岡選手へロングボールを蹴ることが多かった。
縦に速い攻撃も、スタメンのわりにつないで崩すプレーもうまくいかず、鳥栖がどうというよりレッズが上手くないのかなっていう印象。
関根選手は今日もイライラ気味。あまりクリーンな感じじゃない。前節は後半盛り返して気持ちあふれるプレーを見せてたけど、今日は前半で交代。退場リスク考えると監督の判断は適切と思う。
後半
後半0分：関根—>杉本。
武藤選手が左SHへ。
後半20分、岩波選手が相手ともつれ、粘り勝った相手が抜け出して転んだため鳥栖にPK。しかしこれを西川選手が触って！？ポストに当たって失点なし。
✋️NICE SAVE🤚
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) October 10, 2020
コースを読んだ #西川周作 が指先で触れてPKを阻止‼️#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/l63ON56PlQ
助かった。今日は西川選手ずっと安定していたし、PKでも見せ場を作った。感謝。
後半21分、武藤—>汰木、興梠—>長澤
柏木選手が2トップに入って攻撃時は自由に動く感じ。キャンプの時に確かこんなポジションも案に上がってたと思うので、オプションの一つかなと思う。
縦に抜けれそうなときにスピードがないのはしょうがないけれど、両サイドハーフが中に入ったりと色々動けるのでこれはこれかなと思う。彼の攻撃力を活かさない手はないよね、と。
杉本選手は相変わらず中盤でキープして捌くのがやたら上手い。
しかし彼がゴール前に突っ込んでいくシーンが作れないのが苦しい。なんで杉本選手がクロスあげてるんだっけ？とか思ったり。
なんとかゴールが欲しいという願いが叶ったのはアディショナルタイム。
自陣から敵陣への長いボールに杉本選手が体を張る、マルティノス選手が縦に抜けるタイミングで浮きパス。マルティノス選手がPA内にトップスピードで突入してパス。そこに突っ込んできたのは汰木選手！
⚽️PLAY BACK GOAL⚽️
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後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴール!!#マルティノス のアシストから #汰木康也 が待望のレッズでの公式戦初ゴールを決めた!#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/Zn2r6ZBLK1
縦に速い攻撃。お尻が思わず浮いてしまうゴールだった。
杉本選手ならあのボールをマイボールにしてパスを出してくれるという予測がマルティノス選手にあったと思う。一気に駆け抜けあっという間にゴール前に迫った。これが今季掲げるスピードある攻撃だと思う。相手が整う前に崩し切る。これからまた何度もああいうシーンを見たい。
後半49分柏木—>山中、51分 マルティノス—>鈴木大輔
そのまま守り切って1-0。12試合ぶり？の完封勝利とのこと。
それよりも久々のゴールが嬉しかった。
やっぱりサッカーはゴールがないと！
雑感
やりたいことは表現できてたのだろうか、という疑問はあった。何よりパスもシュートも精度がない。味方にも合ってない。柏木選手を2トップorトップ下気味に上げてプレーさせたり、色んなオプションを試している状況。まだまだ先は長いのかしら、という気はしている。
それでもここぞではみんなでゴール前に突っ込んでいくシーンは見られているし、みんなのイメージが合ってくれば（いつになったら…）十分やれると思うので、また次の試合に期待していきたい。
DAZNによるとマルティノス選手はスプリント数で両チーム全体でもトップ。走行距離はレッズの中で2位だった。充実のコンディション、精神的な余裕。マルティノスイヤーになるというのは本当だったのかもしれない。これがシーズン終了まで続いたら右SHのスタメンはずっと彼がファーストチョイスになってもおかしくない。それくらい強みを発揮できている。
汰木選手は今日は仕掛けも見られ、気持ちが出ていてよかった。最後ゴール前に突っ込んで得点したのは印象的。みんな喜んでいたし、やっぱりサイドハーフの選手もゴールを取っていかないとチームは勝てないし。
アウェーでの勝ち点3はとても大きいけれど、やはりホームで得点して勝ってもらいたいのでここで満足せずに、またがむしゃらなプレーを見せて欲しい。
何はともあれみなさま、お疲れ様でした！
