リーグ戦でふるわないものの、決して試合内容が絶望的に悪いわけではない。ちょっとしたところで点が取れず、相手にきめられてしまう。そこに大きな差があるのかもしれないけれど、気持ちの持ちようで十分戦えることを最近の試合で見せている。
90分を通して戦い、中国の強豪上海上港を突破できるか。
我らがホーム埼玉スタジアムで重要な一戦を迎える。
スタメン
大槻監督がここぞで送り出すベストメンバーでのぞむ浦和レッズは、出場停止のマウリシオ選手に変わって鈴木選手がリベロに入った。
上海はフッキ選手が出場停止であるものの、マルコ アルナウトビッチ選手もなかなか強烈な雰囲気。鈴木選手と槙野選手で止められるか。
さて、ベストメンバーで行くことが予想できた今日、初のスタメン予想全ポジション正解かと思ったものの、シャドーを武藤選手かファブリシオ選手か悩んで武藤選手としたところが間違いでした。スタメン予想記事はこちら。
今回の正解率は10/11。なかなか難しいものです。相手も読みにくいところがあるんじゃないかなと思います。
前半
前めに重心を置いて高い位置からプレスをかけてきた上海。
レッズは後ろで回しつつ、厳しいなと思ったら西川選手へ戻し…という形で比較的セーフティに対応していた。
ゴールキックも、右サイドの橋岡選手を狙って前にボールを運ぶケースも多様し、相手の隙を伺う感じ。
そうはいっても上海も時折引きながら守ることがあった。
前半39分、関根選手が高い位置でドリブルで前進。中に切り返してのクロスを興梠選手がヘッドで決めて先制!
その後、レッズは攻勢を強める。スタジアムも追加点を狙う一体感ある状況になった。
惜しいシーンも作りいい形で前半を1-0で終える。
上海は単発でゴールを脅かすシーンを作るも、レッズディフェンス陣の集中力ある守備に苦戦していた感じ。
後半
後半も惜しいシーンを作るレッズ。
特に右サイドの橋岡選手と長澤選手の関係も良くて、高い位置を取りながら相手を押し込んでいた。
バーに当たったシュートが入っていたら…というところだけど、もう少しレッズに流れがないのかなと思う。
後半15分に失点して苦しくなったものの、集中力を切らさず守りきった。
1-1で試合を締め、二戦合計3-3、アウェーゴール2つのレッズがベスト4に進んだ。
雑感
相手の守備はJリーグに比べれば緩かったのかもしれないけど、90分通してしっかり闘えてた。最後まで守り切っての突破は少し自信にしていいと思う。相手は中国の強豪上海上港だ。
ただ、「その試合で勝つ」というところはまだなので、次の天皇杯、Jリーグで勢いをつけていきたい。選手のコンディションも悪くなさそうだし、メンタル面で上がってくれば絶対にいい試合ができる。
まだACLのシビれる戦いを続けられる幸せ。
いい緊張感を持ってシーズン後半を戦い抜きたい。
選手の皆さん、お疲れ様でした!
興梠選手はACL大会通算25ゴール目で、レッズをベスト4に押し上げてくれた。
他のメンバーもACLを知っているメンバーが多く、頼もしい。次のACLは10/2。連戦が続くのは嬉しい悲鳴。
ここまで連戦続きだったけど、ひとまず1週間空くのでしっかり休んでください、お疲れ様でした!#浦和レッズ pic.twitter.com/qKBeWK8NH1
— Yo (@UrawaRedsLife) September 17, 2019