残留争い中の横浜FMと上位を狙いたい浦和レッズ。相手のホームで対戦。
スタメン
思い切って主要なポジション(西川・マリウス・金子)を変えてきたスコルジャ監督。どのような狙いがあったのだろうか。
牲川、石原、根本、ボザ、荻原、グスタフソン、安居、サヴィオ、早川、大久保、イサーク
SUB:西川、マリウス、関根、柴戸、金子、渡邊、安部、長沼、小森
横浜FM:朴、ジェイソン、加藤、角田、鈴木、渡辺、喜田、植中、井上、ジョルディ、谷村
前半
キックオフ後のボールをいきなり敵陣奥のピッチの外に蹴り相手陣地でプレーを始めようとしたマリノス。その後もお互いロングボールがポンポン飛び交う展開。レッズはこれを予想していなかったのか、苦戦が続く。
前半5分、根本選手が切り返そうとしたボールコントロールが甘く、相手に奪われそのまま失点。
大久保選手は幾度となく斜めに走り裏抜けを狙う。そこにパスが出ることもあり、これをやりたくて大久保選手だったのだろうか。
前半33分、CKから決められてしまう。
その後も押され続け、PKと流れから失点を続け0-4で折り返し。
後半
45分早川—>渡邊、大久保—>金子
4点を追いかけるレッズは攻勢を強める。しかしなかなか決定機に至らない。
65分—>サヴィオ—>関根
75分グスタフソン—>柴戸
81分安居—>安部
安部選手が数年ぶりに公式戦復帰。本当に長かったと思うけど、ここからの活躍に期待したい。
えーと、試合は他に見どころなく(違う見所はたくさんあったけど)、0-4で敗戦。現地に参加された皆様、お疲れ様でした…
雑感
素人目に見ても審判のジャッジは不安定でアウェーとはいえ横浜FMに寄りすぎではと思うようなところもあり、それでもなお圧倒して上回れば良いのだが、チームとして全くうまくいかず、選手はイライラがたまり、プレーと違うところでイエロー数枚・レッド1枚もらう形となった。
試合に勝つことが目的なので、イライラのパワーはプレーに向けないといけない。なすすべなく負けた試合は今節だけでないが(悲しい)、ただ、普段あそこまでイライラを爆発させる選手たちでないことはこれまで見てきているので、ピッチ上で相当なストレスだったんだろうなとは思うけど。ただ、繰り返すが、それでも呼吸を整え、次のプレーに全力を尽くさないといけない。ブーイングはサポーターに任せて。
日本代表のシリア戦で誤審で川島選手が退場となりゲームが壊れそうになったとき、冷静に審判と会話し、その後の展開をいい方に持っていこうとした長谷部さんのエピソードを思い出す。審判と会話ができれば良いと思うのだけど、それもできない状況だったのかしらと思ったり。現場のことはわからないけども。
レッズは日々徳を積まないといけないと思いつつ、それはそれとして、そもそもサッカーでどんな逆境も上回るレベルの力をつけないと優勝には辿り着けない。ベクトルをそちらに向けて明日から前を向いて頑張ってほしい。過去には戻れないのだから。