リーグはホーム最終節、スコルジャ監督は今季限りであることが発表された。
今シーズン、レッズは5月にACL優勝、そこから負け数を減らしながら戦い続け、50試合以上戦う選手たちの疲労の色も見える中、ルヴァン準優勝、リーグ戦は優勝の可能性を少しでも残す形で32節まで戦うも力つき…
しかしリーグ3位を目指し、23-24ACLはグループリーグ突破を目指しまだまだ大事な試合が続くといった状況。相手はルヴァン決勝で敗れた福岡。勝ちたかったが…
試合
スタメン
レッズ:西川、明本、マリウス、ショルツ、関根、柴戸、安居、小泉、中島、大久保、ホセカンテ
福岡:永石、湯澤、奈良、宮、前嶋、田代、前、井手口、金森、紺野、山岸
試合
前半30分くらいまではレッズペース。福岡もうまくいかないのか、苦労しているように見えた。押し込む中でPA内で明本選手が倒されPK獲得し、ショルツ選手がタイミングをずらして真ん中に蹴って前半18分に先制。
しかし前半32分に裏を取られ失点。一瞬のスキ…今シーズンはこういうシーンは比較的少なかったが…
後半は失点が続き1-3になるも、そこから全力で点を取りに行ってシャルク選手のゴールで2-3までいくも追いつけず敗戦。。あの力強さを90分のうち90分とは言えないまでも、もっと長い時間出せると良いのだけど、、コンディション的に難しいのかもしれない。。
スピーチ
試合後はスコルジャ監督によるスピーチ。
すごい数の試合数、連戦、選手の怪我や離脱、大変だったと思うが、ACL優勝、リーグ戦優勝争い、ルヴァン杯準優勝と、毎年こういうレベルで戦えたらなという戦いを見せてくれた。悔しい思いもたくさんしたけれど、そういう悔しさを得られるポジションにいれたわけで、長い歴史の中で何もかかってない順位だったり残留争いを経験した年と比べたらはるかに前向きなシーズンを過ごせたと思う。
優勝を目指せるシーズンを毎年繰り返すのは本当に大変な努力が必要だと思うけど、クラブにはスコルジャ監督のような素晴らしい人をなんとか見つけていただいて、また来年から今の流れを継続してほしいと思うばかり。
この一年、スコルジャ監督は勝つためにいつも冷静で、選手選びも疑問があることがほとんどなくて、チームで練習する時間が取れない中でも全力で貢献してくれた。本当にいい監督だったと思う。チーム作りはこれからなのかなと思う矢先で去ってしまうというのは本当に残念….
スコルジャ監督、ありがとうございました。
おわりに
とここまで書いたものの、シーズンはまだ終わっていない。
リーグ3位を目指し、34節がある。そしてACLグループリーグ突破を目指し、CWCでの活躍を目指し、最後まで戦わないといけない。これまで出番のなかった選手にもチャンスはあるかもしれない。
引き続きよろしくお願いします!