Urawa Reds Life

優勝!ASIAへ【浦和レッズ vs 大分トリニータ 天皇杯2021決勝】

12/19/2021Game
槙野選手 ゴールの後 天皇杯 決勝

新国立競技場の舞台で開催される2021天皇杯の決勝。カップとともにACL出場権のかかる重要な一戦。

浦和レッズはそのどちらも目指してここまで戦ってきた。チームとしての士気は高い。

相手は、素晴らしいサッカーをしながらも苦しい戦いを強いられ、J2降格となってしまった大分トリニータ。しかし天皇杯では川崎フロンターレをPK戦まで粘って破り決勝まで進出。レッズは毎試合苦戦している厄介な相手。

優勝賞金もかかっており、今後のクラブの運営を考えても経済的にも是非とも優勝したいカップ戦。これはレッズも大分も同じだろう。

試合前

新国立競技場での決勝。57000人が集まった。

天皇杯決勝 国立

歩くたびに気持ちがどんどん高まっていく。

赤き老若男女

スタジアム全体で選手たちを盛り上げる。

天皇杯決勝 REDS GOTO ASIA

REDS GO TO ASIA.

コレオ 天皇杯決勝 浦和レッズ 2021

コレオ。

スタメン

2021 天皇杯 決勝 浦和レッズ vs 大分 スタメン

SUB:鈴木彩艶、槙野、宇賀神、西、平野、汰木、大久保

レッズはユンカー選手・江坂選手・小泉選手の3人が同時スタメン。ボランチは柴戸選手・伊藤選手コンビを継続。明本選手は左SBに入った。

大分さんは中盤ダイヤモンドの4-4-2と思われた。

前半

レッズペースで進んだ試合の入り、前半6分。右サイドから関根選手がドリブルでゴリゴリ運ぶ。一度倒されるも小泉選手が運ぶ。それを受けて再び関根選手がPA内で仕掛けマイナスのパス。

そこで待っていた江坂選手が冷静にシュート、先制ゴール!

ゴールに向かう姿勢が素晴らしい、最高のゴールだった。

先制点の後 天皇杯

その後もレッズはボールを保持してゴールに迫る。

相手がボールを持つときは素早く追いかけコースを消し狭めていく。相手GKに戻させてロングボールを回収というシーンも作れていたと思う。

何度かチャンスを作るもゴールは奪えず。

そのまま1-0で折り返し。

後半

後半戦い方を変えてきた大分。レッズはそれに対応できず大分ペースとなる。

なんとか防ぐレッズ。。

一度カウンターで関根選手が粘り江坂選手へスルーパス、GKと1対1になるも高木選手が素晴らしいセーブ。これは決めておきたかった。。

後半27分、ユンカー—>宇賀神

大分さんは長沢選手を入れてロングボールを放り込まれ、より怖いシーンも増える。

後半37分、小泉—>槙野、関根—>大久保

なんとか逃げ切りを図るも後半45分、クロスを入れられペレイラ選手が競り勝ち同点とされてしまう。。

その後、大久保選手が気持ちの入ったプレーで前進する力を見せる。

そこから得たCKからの展開、弾かれたボールを柴戸選手が見事なミートでミドルシュート。それをゴール前でそらした槙野選手のヘッドがゴールに吸い込まれ2-1!

槙野選手 ゴールの後 天皇杯 決勝

うおー!という感じ。最高に盛り上がった瞬間。

そのまま試合を締めレッズが劇的展開にて優勝!

2021を最高の形で締めくくった。

天皇杯 優勝 WINNERS

WINNER!

阿部選手にも掲げてもらえて最高の結末。

WINNERS

おわりに

家に帰って、録画を視聴して、関根選手の熱いプレーが特に心に残った。

天皇杯決勝 浦和レッズ フラッグ 国立

交代でピッチから退くシーンはバックからでは背中しか見えなくて、涙していたとは気づかなかった。

俺がチームを勝たせてやる、といわんばかりの推進力で相手ゴールに迫る迫力は素晴らしかった。抱えてるものは大きかったかもしれないけど、ピッチでのプレーはそれを力に変えたものだった。最高。

そのほかの選手ももちろん素晴らしくて。最後を持って行った槙野選手は日々努力してるからこそああいうシーンでゴールを奪えるのだと思う。ルヴァン川崎戦に続き、天皇杯決勝でも劇的なゴール。チームを去ることが決まっていても最後まで全力プレー。プロフェッショナル。多くのものを残して去っていくかっこよさ。ありがとうございました。

最高のシーンを見せてもらいました。

天皇杯優勝 2021 浦和レッズ

これでレッズはリーグ戦6位、ルヴァン杯4強、天皇杯優勝という形でシーズンを終了。来シーズンアジアの舞台へ返り咲くことが決定。

リカルド監督、コーチ、選手たちはもちろん、クラブとして勝ち取った天皇杯だと思う。シーズン途中で獲得したユンカー選手がゴールを決めここまで天皇杯を勝ち抜いてきた。酒井選手・ショルツ選手・江坂選手と今日もスタメンで活躍したメンバーは皆シーズン途中で加入した選手。常に獲得を狙っていなかったら今日この舞台にいなかったかもしれない。連れてきてくれたクラブにも感謝しないといけない。

今シーズン、リーグ戦38試合・ルヴァン杯12試合・天皇杯6試合と合計56試合を戦い抜いた選手たち。

来シーズン、選手は大きく入れ替わるけど、このカップ戦を戦い抜いた経験は間違いなく残る選手たちの力になるだろう。来シーズンも多いに期待したい。

みなさん、、本当にありがとうございました!!

天皇杯決勝後の選手たち 2021
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