ボールを持つことを第一としない両チーム同士の戦い。
浦和レッズは仙台戦と同様ボールを持つ時間が増えそうな予測がありつつ、どのような試合になるだろうか。
スタメン
リザーブメンバー: 福島、宇賀神、槙野、エヴェルトン、関根、マルティノス、レオナルド
FC東京は橋本選手が移籍前最後の試合。
前半
CBの岩波選手が右サイドを駆け上がる橋岡選手にロングパスを通したシーン、また他では、興梠選手と橋岡選手が相手の裏を狙ってそこへロングパスを供給するシーンがあった。
これは明らかに狙っていたと思われ、またチャンスになっていた。
裏を狙う意図があって、FWのスタメンは興梠選手だったのかなと推測。
一方、左サイドは汰木選手と山中選手のクオリティもあって、そこからの崩しも狙う。しかし、無理にアーリークロスを入れるようなことはしない。これはFC東京のカウンターを安易に発動させないためだと思われる。また、先に失点してしまうとカウンターが強烈のFC東京相手には分が悪くなるのもあり、リスクは負いにくかったのかも。
レッズの方が攻撃の形を作っていて、展開は悪くなかった。
守備でもコンパクトな陣形で相手にチャンスを与えない。
しかし前半45分、東京は右サイドの室屋選手に鋭い展開を行い、絶妙なクロス。西川選手が弾き出せず、それを押し込まれて失点してしまう。
そのまま0-1で折り返し。
FC東京のカウンターを警戒しつつ丁寧に攻撃を行っており、失点以外は計画通りだったんじゃないかと思う。
後半
汰木選手に変えて後半開始から関根選手を投入。
オープンな展開になった後半。
個の力でゴリゴリ勝負となったときに、狙い通りになったのはFC東京の方だった。
後半21分、青木選手の浮いたトラップを見逃さずアダイウトン選手がボールを奪ってそのままゴール。2失点目。デン選手だったら止められただろうか、ふとそんなことを思ったが、まぁそこは出た選手の個性でいいところ悪いところあるわけで、あの時間にアダイウトン選手を投入して隙を逃さなかったFC東京が一枚上手だったと考えるしかないかな、と。
交代;
後半12分 長澤—>マルティノス、杉本—>レオナルド
後半23分 橋岡—>エヴェルトン
そのまま得点はとれず0-2で敗戦。今季初黒星となった。
雑感
悪くない展開だったのに、ワンチャンス決められて失点。
オープンな展開になって、相手の強さと速さに力負け。
シーズン開幕して負けなしだったものの、そこまで圧倒できていなかったので、ついに負けてしまったか…と言うところもあるのだが、これを引きずらずに次に備えてほしい。
それでもここぞで駆け上がっていくレッズの選手たちはみれたし、やりたいことは前半できていたと思うので、固い試合をしながら先制点を取れれば今後もそれなりに戦っていけるのかなとも思った。
点が取れないと苦しくなるので、チャンスを決めきる決定力が重要。
ディエゴ オリヴェイラ選手は改めてすごい選手だなと実感。
守備にも戻るし、強いし。
話はそれるが、前半柴戸選手を追いかけてみていた。ピンチの芽ははことごとく潰し、ここぞで前に出てオリヴェイラ選手からボールを奪うなど、相変わらずの活躍だった。
いつかスタジアムに行くことができたら、試合を通じて観察してみたい。
さぁ次は水曜日すぐに試合。次だ、次。
COMMENTS
記事冒頭のフォーメーション画像、安部の背番号が間違っていますよ
ありがとうございます!修正しました。