残留ラインより少しでも上に行きたい両チーム。
前節6得点で勢いに乗る清水と、ACLで広州恒大に2-0で快勝した浦和レッズがぶつかる。
スタメン
レッズはファブリシオ選手が怪我かコンディションの問題かメンバーから外れ、スタメンに武藤選手が入った。その他は広州恒大戦を戦ったメンバーになっている。
清水エスパルスは4バック。どのような守り方をしてくるだろうか。
前半
両チーム堅めの試合の進め方だった。清水は4バックがうまくスライドしながら、全体的に中央を締める。
前線から追ってこないけど、レッズはサイド以外からは攻めにくい状況。
ということでレッズは左サイドの武藤選手と関根選手で押し込む。
エウシーニョ選手の攻撃力を削ぐという意図もあったのかもしれない。これはこれで効果的だっと思う。
しかし先制は清水。
ロングスローから失点。選手はいたんだけど・・・というシーンだった。
ちょっと体が重そうなレッズの選手たち。
清水はどっちかというと構えて前線へのパスを通させない。後ろでボールを持つことはできるけど、なかなか出しどころがなくて、というシーンが続く。
しかし、レッズはロスタイムに橋岡選手の鋭いアーリクロス、そしてそれを鋭い動きだしでヘッドで興梠選手が決めて同点!
これぞ浦和のエース #興梠慎三 !
背後から飛び出し決めた貴重な同点ゴール!#urawareds #浦和レッズ #wearereds #DAZN #DAZNフットボール #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/XcwooU2TXY— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) October 6, 2019
サイドから崩してみせた。非常に大きな同点弾だった。
1-1で前半を折り返す。
後半
後半はレッズペースで進む。
中央の縦パスも入るようになり、サイドもよりいきる。
追加点はセットプレーから。もうこれは映像で見てほしい。
逆転弾は #橋岡大樹 !!
豪快なボレーシュートがゴールに突き刺さる!!#urawareds #浦和レッズ #wearereds #DAZN #DAZNフットボール #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/M46E3mdhfM— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) October 6, 2019
相手のクリアを拾った橋岡選手がスーパーゴールを決めて2-1とする。
これは後に語り継がれるシーンになるかもしれない。
それを守り切ってレッズの勝利。貴重な勝ち点3を積むことができた。
途中出場の阿部選手や杉本選手もうまく試合に入れていてよかった。今日はいろんなことが前向きに、うまくいった試合だったかと思う。
雑感
橋岡選手は見ていて楽しい選手。去年の春から出場しているが、どんどん成長して出来ることが増えている。
前半に見せた武藤選手へのスルーパス。
先制点につながった興梠選手へのアーリークロス。
ハンドの疑いのシーンで相手の裏に抜けて走っていたのは橋岡選手だ。
そしてゴールのシーン。FWのような身のこなしから押さえのきいた最高のシュートだった。
ゴールを決めてサポーターのところにすぐに向かったシーンも熱い。
やっぱり盛り上がれるシーンがあっての勝利は嬉しい。これです、これ、みたかったのは!
さて、残留がこれで決まったわけではない。この勢いを大事にこの中断期間でしっかり準備して、ここから上昇気流に乗っていきたい。
Jリーグは今後は上位陣との試合が続くし、ACLも勝負のとき。さぁここからですよ!