ついにACL準決勝の舞台までやってきた。長い道のりだった。でもまだこれからが山場だ。
相手は中国の強豪広州恒大。
ここまできたなら誰がなんと言おうと優勝したい。
浦和レッズの底力を見せるときだ。
スタメン
浦和レッズは前節Jリーグ鳥栖戦で欠場した興梠選手がスタメン復帰。
その他のメンバーは変更せずのぞむ。
リベロはマウリシオ選手ではなく鈴木選手。守備の安定をとったものと思われる。好調鈴木選手はここでハマればスタメンに定着するかもしれない。それくらい最近のパフォーマンスはいいと思う。今日もぜひ…
前半
広州恒大はあまりプレスをかけてこないため、西川選手も使いながらボールを後ろから丁寧につなぐ浦和レッズ。
プレッシャーもきつくなかったので落ち着いてボールを回せる浦和レッズ。
高い位置を取り続けた両サイドアタッカーが効いていて、何度もサイドから攻撃を組み立てていた。
広州がどこまでレッズをスカウティングしていたのかわからないけど、レッズにとってはありがたい対応だった。後ろからロングボールでボールを前に運ぶ試合を見て対応を決めたのだろうか。さすがに何試合も分析した上で対策は練ると思うけど。
そんななか、19分にファブリシオ選手のスーパーミドルが炸裂してレッズは先制する。これが見たかったんです、ファブリシオ選手!一試合1本これをお願いします!
その後も惜しいシーンが続く。
集中していた守備もよくて前線と後ろとうまく守っていた。最終ラインも崩れることなく強力外国人を抑えていた。1-0で理想的な前半を終える。
後半
後半盛り返してきたのは広州恒大。
ところがそこでも慌てずにうまくいなしつつ、後半30分に関根選手のスーパーゴールで2-0とする。
最後までペースを相手に渡さず集中力を維持して2-0で締めた浦和レッズ。
180分の半分は最高の結果として次につなげることができた。
雑感
流れを引き寄せる2つのスーパーゴールだったと思う。
これで勢いが付くし、自信になる。
後半終わりの方は広州も気持ちがちょっと切れてたようにみえた。スタジアムの圧倒的な雰囲気やレッズの選手のクオリティがそうさせたんじゃないかなと思う。
ただ、アウェイは全く別物。間違いなく厳しい試合になる。思い返せばレッズはラウンド16で初戦1-2で負けたあと2戦目に3-0で逆転している。そういうこともある。
アウェーで先制されたら相手に勢いがつくし、畳みかけられたらやばい。逆に1点取れれば広州は4点とらないといけなくなるので、レッズはかなり有利。(1-3ではアウェーゴール差でレッズの勝ち抜け)
何が言いたいかというと、点を取りに行ってほしい、ということ。
変に守りに入ってもうまくいかないことは今シーズンわかっている。であれば今日と同じように守備をしっかりしながら点を狙いにいくというスタンスがいいだろうと思う。
おそらく大幅にスタメンを変更することはないだろう。精神的にも優位に立って戦えるので、アウェーを乗り切って決勝へのチケットを勝ち取りたい。
がぜん勢いがでてきた。
うおー。
選手のみなさん、スタジアムのサポーターのみなさん、おつかれさまでした!