川崎フロンターレは優勝のかかる試合。
浦和レッズはACL圏内を目指すなら勝ち点3が必要。重要な位置付けの試合。アウェーで勝たなければならない。
スタメン
SUB:鈴木彩艶、槙野、西、宇賀神、伊藤、大久保、興梠
ユンカー選手が不在。ケガでもあったのだろうか。その代わりに興梠選手が久々にメンバー入り。あと、田中達也選手が外れて西選手が入った形。
前半
川崎さんは流石のクオリティでレッズ陣内に入ってくる。
一方レッズはボールを奪っては相手の裏に走りスルーパスを何度も狙っていた。もう少し合えば…というシーンがあった。守備では相手を追い込みボールを奪う場面もあって決して悪くなかったと思う。
酒井選手がワンツーで縦に抜けてクロスし、相手ゴールに迫るシーンもあったが決定機を活かせず。
しかし32分、フリーキックを弾いたボールを再度クロスされ、ごちゃっとしたとこで決められ先制される。0-1。
決して悪くないとも思ったが、なかなかペースを掴みきれないまま0-1で折り返し。
後半
後半13分交代、柴戸—>伊藤、汰木—>大久保
柴戸選手は怪我してないといいのだが。
レッズもチャンスがないわけではない。
後半27分、後ろから繋いで中央—>サイド—>中央—>縦—>戻して裏へ抜ける江坂選手へと流れるような攻撃でチャンスを作るも最後のトラップが流れてしまう。
後半32分、山中—>宇賀神、平野—>興梠
小泉選手がボランチに落ちる。
興梠選手はキレも悪くなくて、ボールをキープしたり裏に抜けたり、降りて捌いたり。
レッズはミドルレンジからシュートを狙うシーンも多いが尽く弾き返される。ただ、押し込んでいるからこそミドルシュートを打つ間合いも作れたのかもしれない。
後半はレッズが押す時間も多く、1点取れれば、という展開。
そしてついに44分。相手スローインを奪って伊藤選手に繋ぎミドルシュート。こぼれ球を酒井選手がつめる。
⚽GOAL PLAYBACK⚽
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) November 3, 2021
ついにこじ開けた❗️#伊藤敦樹 のシュートのこぼれ球を #酒井宏樹 が押し込んで同点🔥#AllfortheASIA #ONEHEARTTOGETHER #urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/etSdY5E4XJ
同点!
後半46分、関根—>西
アディショナルタイムも両チームにチャンスがあるも最後の精度がなく1-1で引き分け。
川崎さんは優勝を決めた。
雑感
他会場で神戸や名古屋、鹿島が勝利したためレッズはACL圏内に対して厳しい状況になった。
神戸 勝点64
名古屋勝点61
鹿島勝点59
レッズ勝点59
開幕数試合であまり勝ち点積めなかったことを考えると、34節終了時点で59は立派だと思うが、目標はそこじゃない。残り4試合。厳しいがまだACL圏に入る可能性は残されている。
川崎さん相手に勝ちきれなかったけど、チャンスは作っていたし勝てる可能性もあった。失点もセットプレーからのものであって、大きく崩され続けた展開でもなかった。もちろん川崎さんは強くて上手かったし、全てが上手くいかなかったけれども、こういう試合はできるという自信にはなったはず。
リーグ戦、残り試合は鹿島、横浜FM、清水、名古屋。最後勢いをつけて勝ち切っていきたい。みなさまお疲れ様でした。