平川忠亮さん(現在コーチ)の引退試合が2021.7.22に開催された。
2002〜2018の17年間、彼のいる間にたくさんのタイトルを獲得した。ナビスコ(ルヴァン)、天皇杯、Jリーグ、ACL、etc.。その数13になる。そしてこの三菱重工カップで14個目になるということで背番号と合わせてってことかな。
いい時期もあれば、降格の危機に瀕したシーズンもあった。
機をみてサイドを駆け上がり、守備に走り、クレバーで安定したプレーはどの監督も信頼していたのかなと思う。十数年の間で多くの選手の入れ替わりがある中、17年も浦和レッズに在籍し、貢献するというのはいかに難しいことなのか、改めて実感する。
COVID-19の影響でスタジアム観戦できるのは5000人まで。
僕はこれまでに引き続き自宅で観戦。
浦和レッズ公式サイトから
メンバー
今回集まったメンバーは浦和レッズの近代の歴史というか、タイトルを獲得してきたメンバーそのもの。もちろん全員じゃないけれど、そうそうたるメンバーが集まった。
GK: 山岸、西川、都築、岩舘
DF: 坪井、宇賀神、闘莉王、那須、槙野、堤、永田、森脇
MF: 酒井友之、武藤、柏木、鈴木啓太、平川、相馬、青木、小野伸二、内舘、堀之内、阿部、岡野、菊池、関根
FW: 永井、田中達也(01-12)、李、興梠
スタメンは以下の形でスタート。
現浦和レッズの方をなんて呼んでいいのかわからないが、現レッズチームとしておく。LEGENDS側にも現役バリバリ選手多数なのでなんとも言えないけど。
試合
現浦和レッズチームは若い選手も多く流石に動けるので、パスも回るし攻撃を続ける感じ。レジェンドチームも上手いけど、なかなか最初はシュートまでいけない展開。この辺り解説の福田さんも色々コメントしてた。
33分、中央のパス交換から武田選手がすごいミドルシュートを決めて現レッズチームが先制。
38分、レジェンドチームが鋭いパスをPA内に入れ、PKを獲得。
それを決めたのはもちろん平川選手!枠に収め、しっかりとゴールを決めた。
交代:宇賀神—->森脇、興梠—>李忠成
44分、GKとDFの間に入った平川選手へ、左サイド森脇選手からいいパスが出て、トラップからの強烈な左足のシュートはGKに当たるもゴールネットを揺らし二点目!
45分、左サイドの汰木選手のクロスからニアに入った江坂選手がヘッドを決めて現レッズ側も2点目で同点。
後半から現レッズチームには若いメンバーが、レジェンドチームには都築、阿部、内館、堀之内、鈴木、岡野、永井、田中達也、山岸、酒井、永田、相馬…とあげきれないが、そうそうたるメンバーが入る。
後半7分、左サイドでボールを受けてPA内に進入し鋭い仕掛けを見せた平川選手。いやはや結構キレがあったような。PA内で倒され自らPK獲得。これはみたかった形。練習というか、みんなイメージもあったんじゃないかなーという流れ。
それを決めて3-2。
その後はレジェンドメンバーも順次登場したり、平川さんのお子さんも出場し、非常に鋭い飛び出しを見せたりいいシュートを見せたり。
いい攻防が続くもそのままのスコアで3-2でレジェンドチームの勝利。14個目のタイトル獲得となった。
試合を観て
僕が浦和レッズを見始めたのは、ちょうど小野伸二選手がレッズに来たときくらい。
今日輝いていた平川選手と小野伸二選手をずっと見てきたんだなぁと思いつつなんか感慨深かった。今日も小野伸二選手は上手かったし、オーラがあって、楽しそうだったな。
何度も駆け上がる平川さんはカッコよかったし、時折見せるクロスやフェイントからの盾への突破はなかなかだった。
ムービーをみてあらためて、平川選手はレッズの歴史を作ってきた一人であることを感じた。
挨拶を聞いても、すごく肝が据わってて落ち着いてて、クレバーで、平川さんはコーチとしてレッズに引き続きいるわけで、これからもよろしくお願いしたい。
今日は大変楽しませてもらいました、ありがとうございました!