オリンピック中断期間前最後のリーグ戦。各チームなんとしても勝利して終わりたいと思っているだろう。
浦和レッズはここまで21試合で10勝5分6敗で勝ち点35の暫定5位。まだまだ勝ち続ければACL圏内を狙える位置にいる。
大分さんは20試合で3勝4分13敗、得失点差-18で19位とかなり苦戦している。
両者なんとしても勝ち点3が欲しい試合、アウェー大分でどのような試合が繰り広げられるだろうか。
スタメン
SUB:塩田、工藤、宇賀神、金子、関根、杉本、興梠
オリンピック代表の影響もあり、現状ベストメンバーだとこうなるのかなという印象。MF・FWには武藤選手や大久保選手ではなく杉本選手が入った。彼の高さや巧さを活かすイメージだろうか。
大分さんは先発で長沢選手を入れてきて、試合開始から高さを活かしてくるのか気になるところ。
前半
最初の数分、相手の前からの鋭いプレッシャーに負けて危ないシュートまで持ち込まれたシーンが2,3あった。西川選手がなんとかセーブし凌ぐ。
レッズはミスが多い。前からくる大分をひっくり返す前にミスから失ってしまう。
前半11分、中盤で奪われそのまま縦にサイドを突かれ、クロスを町田選手に見事にヘッドで決められてしまう。
失点後も悪い失い方で危ういピンチ2度。大分さんのFWに決定力があったら3失点くらいしそうな最初の15分。
その後若干持ち直すも0-1のまま飲水タイム。
その後も中央でボールを持っても狙われて奪われてカウンターをくらうシーン多数。相手のサイドを引っ張って裏に出ることはなく、ちょこちょこ裏を狙う動きしてた選手はいたけどボールが出ることも少なく、中途半端なプレーが多くストレスの溜まる前半。
よく1失点で済んだなという、完全に負けた感じの45分だった。
ボール支配率70%だけど、シュートはアディショナルタイムに柴戸選手が打った1本のみって感じ。
後半
後半0分交代、柴戸—>杉本
後半2分、大外を駆け上がる田中選手にスルーパスが通りクロス。入り込んだ明本選手のシュートはわずかに枠外。
その後ボランチの小泉選手が中盤でボールをいい位置で持てるようになり、そのリズムから明本選手と田中選手が何度も裏を取れるようになる。クロスから惜しいチャンスが何度もあったが相手も体を張って守る展開。
後半33分、ユンカー—>興梠、汰木—>関根
最後の方はパワープレーでロングボールを入れなんとかこじ開けようとするものの、相手のディフェンスも集中していてシュートに至らない。あんだけしっかり守られたら無理して崩そうとしても難しいから杉本選手と槙野選手でこじ開けるって判断だったんだろうか。
47分交代 伊藤(敦)—>金子
最後まで守られて0-1で敗戦。
雑感
もともとリスクを意識していい立ち位置を取りながらボールを支配して、というイメージかと思うけど、今日は前半そこでそういう失い方したらリスクあるよね、というシーンがたくさんあった。あれは設計通りだったのだろうか。あまり相手を見てダメージを与えるというのができてない気もした。
あの展開なら、前半から小泉選手がボランチにいたらどうだったのだろうなーとか思ってしまった。柏木選手と小泉選手が併用できたらもっといろんなことができてたのかななんて思ったり。
杉本選手は今日良かったと思う。トップ下見たいな位置でうまく捌きながら最後ゴール前に入って行ったり、今日見せたようなミドルを打てるなら今後チャンスありそう。クロスで惜しいシーンが少なかったかなぁ。。
大分さんが最後のクオリティが足りなくて助かったシーン多数での0-1だった。判定があっても負けだったかなという印象の試合。。。まだまだであることを突きつけられた試合だった。
中断期間で何をするか、、リカルド監督、頼む。