江坂選手の獲得が発表され、さらに陣容を充実させる浦和レッズ。
全ての大会でいい成績を目指すために、クラブは本気。来季はなんとしてもACLに出場したい。そのためにはリーグでさらに上位に入る必要がある。現在6位のレッズは勝ち点3を積み続け順位を上げられるか。
スタメン
SUB:鈴木、トーマス、宇賀神、金子、汰木、関根、武藤
GKは西川選手だった。鈴木選手とスタメン争いしてるが、ここから再びスタメンを奪い返せるか。
左SHには大久保選手が起用され、期待の大きさがうかがえる。汰木選手・関根選手を差し置いてのスタメン。
FWに興梠選手がいないのは気になる。コンディション不良か、はたまた武藤選手の調子が上回ったか。
前半
ボールを支配するレッズ。つなぎながら相手ゴールに迫る。
前半11分、右サイドから中央へのパスをうまく扱う小泉選手。相手をかわして見事なミドルを打ち込んで先制!
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— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) June 27, 2021
J1初得点はスーパーゴール❗️#小泉佳穂 がドリブルから左足の鋭いミドルシュートで先制!!#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/09y89RY4EB
小泉選手はこれがJ1初ゴール。
その後もボールを保持しながらここぞで相手のスキをついてゴール前に迫る。
右サイドに寄せて、大きくピッチを斜めに横切るロングパスで左SBやSHが相手の深いところを取るシーンは再現性があった。右は絶妙な動き出しで、田中選手や西選手、ユンカー選手が相手の裏に抜け出るシーンがちらほら。どちらのサイドからも攻撃を展開。
惜しいシーンも複数あって、点が取れそうで取れないそんな前半だった。
福岡さんは前にロングボールが出てレッズCBと福岡FWが競るシーンで勝てれば、みたいな感じ。そこは槙野選手と岩波選手が抑え1-0で折り返し。
後半
攻勢を強める福岡。右サイドのエミルサロモンソン選手が高い位置をとり、そこからクロスなり色々ゴールに向かって攻撃してきていた。なんとか弾き返すシーンが何度かあった。
後半19分、大久保—>汰木、田中—>関根
後半22分、槙野選手が自らカットしたボールからのつなぎで上がり、ドリブルでカットインしてシュート。惜しくも相手GKに弾かれるが久々に彼の攻撃で上がったプレーを見た。ああいうのもできるんだよなぁ。
後半23分、自陣でカットされて押し込まれ、危ないシーンが立て続く。ちょっとやな雰囲気。
後半30分、中央で強度のボールがどっちつかずになったところ、小泉選手がうまく体を入れて奪取。それを汰木選手につけてPA内でうまく相手をいなしてシュートも相手に当たってCK。
そのCKからニアでヘッドを決めたのは明本選手!2点目!
⚽GOAL PLAYBACK⚽#汰木康也 のCKから #明本考浩 がニアで合わせて追加点❗️#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/F9nvQ6JyEY
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その後もチャンスを作る。汰木選手がPA外中央で受けて、くるっと前を向き、さらにターンで相手をかわしてワンツーを狙う。抜けたところを相手に倒されてPK!
しかしユンカー選手のキックは真ん中に行ってしまいセーブされてしまう…
後半43分、柴戸—>金子、ユンカー—>宇賀神
後半46分、小泉—>武藤
最後までボールはつなぎながら、相手をいなし続け、2-0で見事に勝利した。
雑感
小泉選手は守備にも本当によく走り、相手と距離を詰めて選択を減らすというか、そういうこともやりながら機を見て体を入れて奪い切る。攻撃ではあっちこっちに顔を出し、今日はゴールも決めて1番目立った選手だと思う。
📺PICK UP PLAY📺#小泉佳穂 のチャンスメークをお楽しみください👀#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/Y88OZdNbiR
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どの試合も波があまり大きくないのもすごいところ。監督も信頼して先発に送り出せてるのではないだろうか。
汰木選手は控えからのスタートだったけど、途中出場で違いを見せていた。後半途中から出てきてあれだけやられたら相手はすごく嫌だと思う。汰木選手は先発ででたいだろうけれど。。
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途中出場の #汰木康也 も持ち味のドリブルで存在感を示す❗️#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/ES7Wv1uz4Y
今日はやりたいことをやり続けて、その過程で得点も奪い最後まで守り切って完封勝利。監督も充実度を感じているんじゃないだろうか(試合後のコメントを読むと、後半の行ったり来たりの展開は改善したい様子)。こういう試合を続けられると勝ち点を取り切れるようになると思う。
危ないシーンもあったとはいえ、完全に崩されたシーンもなく、2試合連続の無失点。これで勝ち点は34。暫定ながら5位に順位を上げた。20試合で10勝4分6敗、得点26、失点22。20試合で22失点は上出来ではないだろうか。川崎さんに5失点があったにもかかわらず、なので。
さて、埼スタでの試合はしばらくおあずけ。天皇杯は駒場で戦えるけどリーグはアウェーが続く。この勢いを大事にしながら突き進みたい。
皆さんお疲れ様でした!