ACL圏内を狙うためにはなんとしても勝利したい試合。相手は2位名古屋グランパス。
レッズは8勝3分5敗で勝ち点27。名古屋は11勝3分5敗で勝ち点36。勝ち点は9離れているものの、試合数が3つ違う。今日勝てば名古屋さんにさらに近づける。
試合前、リカルド監督はここからは順位を上げていくフェーズだという趣旨のコメントをしていたが、大変心強い。上を目指してガンガン攻めていってほしい。
クラブは今回も素晴らしいビジュアルで選手たちを鼓舞。かっこいい。
J1リーグホーム6連勝へ
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) May 30, 2021
サポーターはビジュアルサポートで選手たちを鼓舞する#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/4flYzlRX49
スタメン
SUB:西川、トーマス、伊藤(敦)、汰木、田中、武藤、興梠
武田選手がスタメン復帰。4-1-4-1の2シャドー的な役割を任せるなら小泉選手+武田選手しか今のところ合う組み合わせがない認識。リカルド監督はこれをやりたいのだろうか。
GKは引き続き鈴木彩艶選手が選ばれた。監督の信頼が厚いことが伺える。
現在好調の汰木選手、田中達也選手は控えからのスタート。コンディションを見てなのかどうか。
なお、名古屋の長澤選手はSUBスタート。
前半
両者強度高めの入り。名古屋さんは守備時は堅く構えるためスペースがない。レッズは後ろからボールを繋ぎたいようで、崩しにかかるも1/3に進む前に奪われてしまうシーン多数。
攻撃は小泉選手が降りてボールに触り中央は柴戸選手と小泉選手で運ぶ。
マテウス選手を山中選手のところにぶつけてくるのは合理的で、レッズは守勢に回る時間が多くて苦しいシーンが多い。また山崎選手の空中戦の強さにも悩まされ、ピンチにつながるシーンも。何度か鈴木彩艶選手のセーブに助けられた。
名古屋さんは守備では失った後の寄せが早くて、レッズは効果的に前に進むことができない。
前半は終始名古屋ペースで進んだ試合だった。
後半
後半0分 武田—>伊藤(敦)
後半17分 山中—>汰木
汰木選手が左SHに入り明本選手左SBへ。
後半26分、明本選手がセンターラインくらいの高さで左サイド内側のレーンでいい形で受けて前を向く。一番大外から縦のスペースへ汰木選手が動き出し、そこにいいスルーパスを明本選手が出す。汰木選手がそのまま上がってグラウンダークロスも相手にクリアされる。少し可能性を感じたシーンだった、ゴール前に3人くらい入ってただけに。
後半34交代 小泉—>武藤、関根—>田中
後半41分 ユンカー—>興梠
その後最後まで惜しいシーンも作ることができず0-0の引き分け。
名古屋さん堅かった。。
試合を見ての感想
コンパクトに守ってくる名古屋さんをどうやって崩すかというところで、まだまだ攻撃力が足りないのかなと思いつつ、名古屋さんはこれで20試合13失点なわけで元々2試合に1点くらいしか取られないチーム、さすがだった。
レッズもピンチはあれど大きくバランス崩すことなく90分無失点で乗り切り勝ち点1を獲得。ここしばらく名古屋さんを苦手にしていたけれど、こうやって苦しみながらでも勝ち点1を取れたのはポジティブに捉えたい。。一旦リーグ戦は中断するのでルヴァン杯もうまく使いながら攻撃の形を作ってほしい。
このくらいの守備の強度がある相手にも上手くボールをつなげられないと厳しいんだろうな、と思わされた試合。柴戸選手は色々チャレンジしてて、一人で相手2人くらい引きつけて縦パス通すみたいなことやってたりしたけど、前の選手が高い位置で相手の脅威になるプレーをしていかないと難しい。4-1-4-1ならユンカー選手と小泉選手と武田選手がいい距離感にいた方がいいのかなと思いつつ、どうしたらよかったのかしら。。いろんな方の見解やレビューを読んで勉強したい。
次のリーグ戦は6/20の湘南戦。その間にルヴァン杯神戸戦を2試合挟むが週1試合のペースで進む。2試合挟み、その2試合の間に天皇杯が入る。最初の1週間でトレーニング期間も取れると思うのでリカルド監督の手腕に期待。。
みなさま、連戦お疲れ様でした!