今季の目標達成(ACL圏内、得失点差+二桁)のために絶対勝ちたい試合。
相手は攻撃力抜群のマリノス。どんな戦い方をするだろうか。
スタメン
SUB:福島、山中、トーマス、青木、武富、杉本、レオナルド
レッズのスタメンは皆さんの予想通り、現在結果を出しているメンバー。
中2日のマリノスさんは9人?入れ替えているとのこと。
前半
前半早々、マリノスペース。
レッズの左サイドでボールをキープされ、レッズがサイドに引っ張り出されたところ、中央にパスを通され、岩波選手と1対1。岩波選手がかわされて失点。
8分、レッズが左サイドからカウンター。相手に一度ボールが渡るもマルティノス選手がパスを読んでカットしループシュート。クロスバー。これが決まっていれば…
10分、水沼選手からのクロスにマリノスの選手が3人PA内で突っ込んでくる。カバーしきれずファーサイドの前田選手に決められてしまう。
30分、マルティノス選手が相手DFラインとGKの間にスルーパス(興梠選手が走って)を出し、そのクリアボールが相手DFにあたりオウンゴール。1-3。
37分、サイドからマイナスのクロスをジュニオールサントス選手がうまくキープしてテクニカルなゴール。ああいうのが決まってしまうとしんどい。1-4。
前半終了間際、マルティノス選手が中央で受けて、武藤選手がPA内のスペースに入り込みパスを受ける。からのクロスに興梠選手が飛び込むも合わず。決定機だったし、決めれば2点差だっただけに痛いシーンだった。
後半
後半0分交代 エヴェルトン—>青木、宇賀神—>山中
レッズはオープンな展開を受け入れ、攻撃合戦。
もちろんマリノスの方が上手でピンチ多数。
レッズにも惜しいシーンはあったけど、決まらない。
レッズは90分頃、レオナルド選手からカウンターで駆け上がる山中選手に通ってマルティノス選手が決めて、なんとか一つ形は作った。
⚽️PLAY BACK GOAL⚽️
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) November 14, 2020
カウンターから #マルティノス がゴールを決めた。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/LLu58crLXH
リプレーを見ると、カウンターの起点になっているのは杉本選手で、うまくキープして前に展開している。彼はそういうところやっぱり上手い。
しかしその後すぐに失点して2-6の敗戦。
ACL圏内と得失点差+二桁はかなり厳しい状況になった。
雑感
再開後にホームでマリノスと対戦したとき、SBがサイドに引っ張り出されてもCBとSBの間に入ってくる選手をボランチがケアし、かなり重心後ろめなものの頑張って守り切って0-0だったと記憶している。
しかしレッズは元々攻撃的なスタイルを志向していて、あれは望む戦い方ではなかったと思う。最近6戦負けなしの勢いをベースに、今回は真っ向勝負し中盤でボールを奪いにいったと思うのだけど見事に外されひたすら最終ラインで1対1を耐えるみたいな状況になってしまった。
そしてマリノスさんのスピード・パワーある選手たちに翻弄されてしまった印象。槙野選手と橋岡選手は守備で無理が効くけど、他のメンバーは厳しかったなというところだろうか。スピード勝負されると岩波選手は厳しいので、そうならない戦い方をするかトーマス選手の方が良かった気がするけど。
レッズはカウンターで相手ゴール前に一気に迫るシーンが複数回あって、1回はマルティノス選手のゴールにつながったので、できることは見せてはいたと思う。
自陣に張り付けられて必死に守り、カウンターで得点を狙う、という闘い方の方が勝ち点を得る可能性は高かったと思うけど(試合を見てから言っているのでもちろん結果論でしかない)、それはやらなかった。そして大破した。
目標達成のためには絶対に勝ちが必要な試合だった。しかし現実を見せつけられた。殴り合いを挑んでKOされたという感じ。
そして、僕らの浦和レッズのサッカーの未来はどうなるのだろうか。
残りは6試合。浦和レッズの躍動を期待したい。