上位を目指していくために、勝っておきたい一戦。
今シーズン好調の名古屋グランパスにいいサッカーをすることはできるだろうか。
スタメン
SUB:福島、岩武、槙野、長澤、関根、武藤、伊藤(涼)
前半
攻撃でボールを失った後もすぐさま取り返しに行く前半の入り。前線からCBまで鋭く前にプレッシングしボールを奪う。
また縦パスの意識高く、パススピードも早かった。
いいじゃん、と思っていた矢先、先制を許してしまう(前半9分)。
そして失点後すぐ、レッズの右サイドをえぐられ素早い攻撃から失点(前半10分)。
痛かったのは3失点目。これまで少なかったCKからの失点(前半18分)。
大槻監督もコメントしていたが、これでゲームが崩れてしまった。
前半38分に三度前田選手に決められハットトリック。
前半45分にもガブリエルシャビエル選手に決められ5失点目。
柏戦で大量失点したときもチャンスをことごとく決められたが、今回も相手の最後のクオリティの高さでことごとく決められてしまった。もちろん、レッズの守備は軽かった。
気になったのは、前半終わりの方、選手ががむしゃらにプレーできなくなったこと。前から追っても奪えなかったのかもしれないけど、点を取るんだという気持ちみたいなものは見えてこなかったように思う。
後半
後半0分、鈴木—>槙野、汰木—>関根、武富—>武藤
選手を3人入れ替えて後半に臨む。
後半3分、レオナルド選手がゴール前で強さを発揮して無理やりゴールをこじ開ける。
⚽️PLAY BACK GOAL⚽️#レオナルド がペナルティーエリア内での力強さを発揮してゴールを決めた。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/LElq9SJ3KG
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) August 8, 2020
ああいうプレーができるので、彼にパスをどうやって通すか、ということを考えてもいいかも。
しかし、すぐ後半5分に失点し突き放され…
それでもなおレッズの選手たちは点をとりに行ってくれたので、僕はそこをずっとみていた。
後半31分、左サイドから相手の裏に関根選手が走って深くまで侵入、折り返しをレオナルド選手が見事に決めて2得点。
⚽️PLAY BACK GOAL⚽️#関根貴大 からのグラウンダーのクロスを受けた #レオナルド がこの試合2点目のゴール。#urawareds #浦和レッズ #wearereds #サッカー #Jリーグ pic.twitter.com/VPJL0P40K9
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そのままゲームは終了して6−2の敗戦。シーズントータルの得失点差は-5となった。
雑感
優勝を目指すチームの試合じゃないよね、というのはその通りだと思うし、レッズは1シーズンあるとこういう試合があるのだけど(ホーム埼スタですら)、それがなんなのか理由が知りたい気がする。他のチームでも普通なんでしたっけ..?という。
中2日でスタメン出場のレオナルド選手は最後までゴールを取るために走り続けていた。必死さというか、気持ちはこっちにも伝わってくるというか。そういう選手はすぐにレッズサポーターの心を掴む。キャラクターは人それぞれだけど。
関根選手はイライラからちょっと良くない印象を与えるプレーが見られるので、そのパワーはぜひ点を取るために使って欲しい。1秒でも時間を無駄にしてほしくないかな、負けてるので。でも気持ちの強さはこちらに伝わってくる。
柴戸選手はこの試合でもボールを奪うことに貢献していたし、時折見せる相手を1枚2枚剥がしてボールを前に運ぶ動きが気になった。前からあんなプレー見せてましたっけ?
しかしその後のラストパスの精度が…ということも多かったのだけど、猛烈なスピードで成長しているので、数試合後彼がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、そこがすごく楽しみ。
(最後のパスのクオリティとミドルシュートの精度が上がったら、もうその時には日本にいないかもしれないけれど…)
6-2、Σ(゚д゚lll)、もうダメだー!みたいな記事になっちゃうと次の試合までしんどいので、少し希望を持った部分を文章にしてみました。
レッズの選手の皆さん、多くのサポーターの気持ちを背負っているのです。自分のミスだろうが不運であろうが失点が重なることがあったとしても、前向きにプレーしてもらうだけで救われることがあるので、どうぞよろしくお願いします。