さぁいよいよたどり着いた決勝の舞台。
相手は2年前に対戦したアル・ヒラル。
各ポジションに特徴を持った選手が配置され、それぞれが高いクオリティを持つチーム。
このチームを倒さなければACL優勝はない。
まずはアウェーでホームでの90分につながる戦いをしたい。
スタメン
浦和レッズはここぞでスタメンを張ってきたメンバーで臨む。
アル・ヒラルも各国代表クラスの選手が並ぶ。両者ほぼ万全の態勢でぶつかる形となった。
前半
アルヒラルは出足が早く、レッズがボールを持ってもすぐに距離を詰めてくる。みごとにそれにハマり、剥がすことができずボールを奪われる浦和レッズ。
精神的に余裕がないのか、体にキレがなくて対応できないのか、後ろからロングボールを放り込むしかなくなっていく。
しかしそれもことごとく相手に回収される。
ところどころいいサイドチェンジがあったり、ファブリシオ選手の突破からチャンスに繋がったシーンもあったけど、得点には至らず。
右は長澤選手がサイド低めに位置取り、エヴェルトン選手が縦に動いて相手を牽制する。一方、左はファブリシオ選手が攻撃を意識してか、高めのポジションをとっていて、関根選手と青木選手と槙野選手で苦しい状況に追い込まれるシーン多数。
本当に危ないシーンが何度かあったけど、福島選手のスーパーセーブあり、青木選手のクリアあり、関根選手も粘り、でなんとか失点0で前半を乗り切った。
前半のボール支配率はアルヒラル73%, 浦和レッズ27%。
手に汗握る前半はあっという間に終了した。
後半
後半もアルヒラルがボールを支配する。
後半15分頃、アルヒラルの右サイドからクロスが入り先制を許してしまう。
粘っていたが、決められてしまった。
その後も防戦一方となるが最後のところで守り抜き0-1で最初の90分が終了。
最後のところでゴールを守り、十分次節に可能性を残す形でアウェーを乗り切った。
サイドの守り方だとか、攻撃のビルドアップのところだとか、いろいろ気になるところはあるけれど、何よりも選手のひとつひとつの動きにキレがないように見えたのが気になった。
連戦+長距離移動+アウェーでの環境は間違いなくプレーに影響しているだろう。
アルヒラルの方が出足も鋭く、ミスも少なかった。
でも次節は逆になるはずだ。1stレグをよく乗り切ったと思う。
おわりに
次節2点差以上をつけるか、1-0で延長を戦うか。浦和レッズが優勝するにはいずれにせよ得点が必要だ。
あの攻撃を受けながら90分無失点を継続し得点をすることは難しい。
ホームで攻撃的に戦い相手を圧倒することが大事になると思う。
2年前のメモを読むと、1stレグで試合終盤アルヒラルの足は止まりつつあったとあるし、2ndレグはアルヒラルに退場者が出てレッズが先制して、気持ちが切れたように見えた。
11/24の次節、満員の埼スタで相手にプレッシャーをかけ、レッズが得点を重ねれば相手の足を止めることができると思う。
選手の頑張りはもちろん大事だけど、スタジアムの後押しも本当に大事になってくる。
埼スタでスタジアムが一体となってレッズを押しているときのあの雰囲気。
あの時間を長く作れれば、勝てる可能性は増すに違いない。
0-1からの逆転に奇跡は必要ない。これまでもっと苦しい逆境を2ndレグでひっくり返してきた。浦和レッズというクラブ、サポーター、それに関わるみんなの実力があれば絶対に勝てる。
次は僕らのホームだ。
絶対に勝てる。
COMMENTS
初めまして。ただ今、リヤドからの帰り道に拝見しました。まったくの同意です。全ての力を集めて勝利しましょう!
はじめまして。次節、全ての力を集めて後押ししましょう!勝ちましょう!