ACLも含めて厳しい連戦が続く浦和レッズ。堀監督は多くのメンバーを使いながらこの厳しい状況を乗り越えようとしているように見える。
Jリーグでもなんとか高い順位に位置して来季のACL出場権を目指してほしい。
スタメン
浦和は上海上港戦とほぼ同じメンバーを組んできた。 梅崎選手以外は中3日でのプレーとなる。
ベガルタ仙台って4-4-2のイメージだったのだけど、今日は1トップと3バックを採用している。しかも1トップは野沢選手。どのようなスタイルを目指しているのか気になる。
前半
省エネモードの浦和。
仙台もGKまで追いかけ回すところまでしないので、浦和は西川選手を使いながら上手くボールを回していた。
無理をしない両チーム。
そんな静かな試合の中、前半26分。セットプレーで変化をつけて、梅崎選手がためて柏木選手に戻しダイレクトクロス、からの興梠選手のヘッドが決まる。
久々の先制点。
堀監督のシステムでは、柏木選手は時折最終ラインまで降りて周りの選手といい距離感を保ちながらボールを運んでいく。
彼独特のプレーだけど結構効いていた。
先制点を奪ってからの浦和は余裕を持ったパス回しで隙を狙う。無理はしない。そのまま1-0で前半終了。
後半
後半も省エネモードで上手くいなしながら。。。
なんて思っていたところ、そんな思惑はすぐにどこかへ。
後半4分、柏木選手のパスミスを奪われそのまま中央を突破されて失点。阿部選手かマウリシオ選手かどっちか行かないといけなかったように見えたけど、中央をずばっとやられてしまった。
後半15分、青木選手のボール奪取から右サイドをゴリ押しで突破して遠藤選手からのクロスに興梠選手が合わせて勝ち越し!今季19得点目。
後半37分、中央突破。武藤選手からラファエル・シルバ選手に渡り冷静なシュートで3点目。
最後に1点返されるも、なんとか勝ち点3をゲット。
雑感
ACLに標準を合わせている中、勝ち点3を獲得できた。おそらく今のメンバーがほぼベストメンバーで、この組み合わせでコンビネーションを高めたかったものと思われる。
悪い試合じゃなかったけど、熱量というか、何かがMaxじゃない感があった。今年レッズのボルテージが上がるのはやはり優勝の可能性の残されたACLだけなのかもしれない。
ただ、Jリーグも来年のACL出場権は諦めないでほしい。勝ち続けたらまだ可能性はあるのだから。
次節もぜひ勝ち点3をお願いします!