サイドで相手ディフェンスと一対一になったとき、スタジアムから歓声が沸く。
行け!
ドリブルだ!
仕掛けろ!
ボールを持って仕掛ける姿勢を見せるだけで、観客を期待させスタジアムを沸かせる男。
それが関根貴大選手。
ユースからトップチームに上がってきた生え抜きアタッカー。まだ21歳(2017年3月時点)、しかしすでにスタメンに名を連ねる主力。
プレースタイル
得意とするドリブルを武器に縦への突破からクロス、中へのカットイン からのシュートやチャンスメイクを遂行し、レッズの攻撃力を高めている。
両サイドこなすことができ、運動量も豊富。右ウィングのポジションの方が多いが、左で出場することもある。
以下動画はプレー集へのリンク。今見直しても印象的なプレーやゴールが多い。
守備も頑張っていて、貢献度が高い。
相手サイドの深い位置でドリブルを仕掛けた際にボールを失ってしまっても、諦めずにすぐに取り返し行く。
仕掛けて抜き切る、またはクロスを上げられれば一気にチャンスになるのだから、どんどん仕掛けてほしい。コーナーキックをゲットするのも悪くない。
失敗したって彼を知っているサポーターで文句を言う人は少ないはず。むしろ弱気な姿勢を見せたら逆に、仕掛けなよ! と言うだろう。
当然対戦相手は彼の突破を防ぐべく、注意を払ってくる。相手チームによってはサイドの守備に2人当てるケースもある。さすがにそういった場合は突破も難しいので、無理せず他に数的優位なエリアを作って攻め直しがいいだろう。
彼が輝いていない試合・時間帯は、相手チームがサイドを徹底ケアしている場合が多い。
僕はそれでも仕掛けてほしいけど。
森脇選手とのコンビネーションや、裏への抜け出しなど、みるべきプレーはたくさんあるが、まずは相手と一対一になった時のプレーに注目してほしい。
浦和レッズから移籍してヘルタ・ベルリンで活躍している原口元気選手もときにアドバイスを送ることもあるとのこと。世界を目指して飛び抜けた選手になってほしいですね、もしレッズから海外に移籍なんていう話になったら寂しいけれど。。